プロフィール
ニックネーム
あず
出身高校
千葉市立稲毛高等学校
進学先
早稲田大学商学部一般
入学年
2013年
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
千葉大学理学部化学科
上智大学法学部地球環境法学科
明治大学商学部
不合格だった学校・学部
早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科一般
早稲田大学国際教養学部一般
志望校を決めた時期と志望理由
第一志望:早稲田大学商学部
時期:高校3年11月
理由:
ずっと理系で進んできて、周りも国公立理系志望が多く、私立文系が選択肢に入ってきませんでした。
ずっと環境分野に興味があった私は理系に進んで技術で貢献しようと考えていたのですが、よく考えたら、自分はそんなコツコツなにかできる人ではないことに気づいたのがきっかけです。
であれば、ビジネス面から多くの人が自主的に環境対策しようと思える仕組みを作った方が手っ取り早そうだということで商学部へ。
早稲田を選んだのは、規模が大きく、多くの人に出会えそうだったからです。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
とりあえず高校生3年の冬の時点でもぼんやりとやりたいことはあったものの、具体的な将来設計はなかったので、本当にどうしようかという感じでした。
環境分野といっても色々なアプローチ方法があるので、それもあまり決め手にはならず…首都圏に住んでいることが選択肢を増やすことになり、逆に裏目に…
周りでも医学部や看護学部などを目指していた一部の同級生を除き、大体は大学の知名度や偏差値、先生や親の勧めなどを参考にしていた気がします。
大学生をやって、就活をして思うのは、もしやりたいことが明確に決まってなくて、これからいろいろ見て聞いて知りたいのであれば、ある程度知名度のある大学をおすすめします。
なぜかというと就活するなら学歴フィルターらしきものは確実にあるからです。また、周りの学生も様々なバックグランドを持っているので、視野を広げるのに役立ちます。
その他課外活動に関しては自分の行動力次第でなんでもできるし、他大学のものに参加している人も多いので、入学してから自分次第でどうにでもできます。
それと、大学選びは周りに、私ってどこの大学が合いそう?って聞いてみてください。受験生が判断材料にできる情報は限られているし、偏っていることが多いです。
いろんな人に自分の性格と合いそうな大学について聞いてみると意外な答えが返ってくるかもしれません。実はそれが一番自分に合う学風だったりします…。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
部活は朝起きるのが苦手だったので、週一で放課後学校の片隅でお花を活ける華道部に所属していました。
その代りクラスの委員長をやっていたので、7月の文化祭まではかなり忙しく過ごしていました。
位置づけは…特にありません。高校の輝かしい思い出になって残っているくらいです。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
受験期で一気に成績を伸ばせるタイプではないと分かっていたので、高校の定期試験では順位を上位にキープできるくらいの勉強をしていました。
予備校や塾には通わず、学校で出される課題のみでした。
バイトを始めてからは授業中寝ることもしばしばありましたが、その授業でやった内容はその場で覚えて、あとから覚えなおすのに時間を割かないようにしました。
人生が楽になります。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
高校3年の春から予備校に入りましたが、夏までは1・2年と変わらず与えられたものだけをこなしていました。
高校の授業をしっかりやっていたので復習に時間を割かずに済んだのが良かったなと振り返って思います。
夏からは予備校の自習室でほぼ毎日毎教科決められた分量だけこなして帰っていました。
基本的に記憶系教科(英単語・世界史)などは隙間時間にぶつぶつ唱えて覚えていました。国公立大は理系受験だったので数学・化学に時間を割いていました。
センター試験の対策としては、各科目の試験時間が60分や80分と短いので、朝1時間早く起きて高校行く前にパパッと終わらせるとだらだらしなくて済むし、ほぼ負担にならずに済みました。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時:0時間(学校を除く)
高校3年時:4時間(平日・学校を除く)、5時間(休日)
得意科目とその理由
英語
洋楽好きで歌って歌詞を覚えていたら語感がつきました(笑)
数学
公式を教わるときにすべて自分で一から導けるようにするとどういう風に活用したらいいか分かるようになります。
化学
先生が面白い人だった&謎の探求心によって反応が起こるメカニズムを理解していたので、暗記の必要があまりなかったのがよかったのだと思います。
不得意科目とその対策方法
国語
こればかりは筆者がなに言いたいのか本人に聞かないと分からないと割り切って勉強はしませんでした。
世界史
記憶力が残念なので、教科書読んでから自分で物語を語るようにアウトプットするようにしたら、なかなかいい効果を発揮しました。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
数学:チェック&リピート
理由:幅広い範囲を網羅していたから
回数:2周
塾の活用方法
河合塾に通っていました。
勉強はつまらないと飽きてしまうので授業は面白い先生を選ぶといいかもしれません。
河合塾であれば古文の佐河先生が面白かったです。他の教科も個性の強い先生方ばかりでした。
予備校での出没場所は自習室とラウンジがメインで、なんならラウンジで友人としゃべっている時間の方が勉強よりも長いくらいでした。
メリハリって大事ですよね。
模試の位置づけ
受けっぱなし人間でした。割とみんなそうだったんじゃないでしょうか。授業に模試に消化しきれませんでした。
判定を気にするのは精神衛生上よくない&いくらでも覆るので、自分の立ち位置の参考にする程度でいいと思います。
ただし、今思い返すと模試で出た問題で間違ったところは自分の弱点をなくすために解き直さない手はないなと後悔しています。
高校の授業の位置づけ
受験で使う教科であれば、内職などせず、きちんとそこで学んだことはその場で吸収しちゃってください。
他のことをやって後でわざわざ時間を取って学びなおすのは時間の無駄でしかありません。
受験で使わないのであれば、雑学程度に聞き流し、目を閉じてしまうのもありです。(赤点は取らないように!)
通学時間の活用方法
時間の制限があるので、毎日今日は何単語覚える!という風に目標を立てやすく、実行しやすいと思います。
暗記系をやるのにはもってこいの環境ですね。
通学時間が長い人であれば複数教科に分けると集中力が途切れなくていいと思います。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時:8時間
高校3年時:6時間半
主な勉強場所
予備校の自習室はブースになっていて周りに邪魔されることがないのでよく利用していました。
おすすめの息抜き方法
体を動かすとすっきりするので近くの体育館でバドミントンをしていました。
走ったり踊ったりもおすすめです。
モチベーションを上げる方法
日々のタスクが終わればYouTubeを見れるという自分へのご褒美だけを糧に生きていました。
自分なりの健康管理方法
決まった生活リズムは大事なので夜更かししないように気を付けていました。
誰と一緒に勉強したか
高校の友人
勉強や受験に対する親のスタンス
模試の結果を結構気にしていましたが、特に口出しはされず、私のペースでやらせてくれました。
親にしてもらって嬉しかったこと
夜食は大事でしたね…
メッセージ
大学入学後の生活
受験生の頃に感じていた「あれやりたい、これやりたい」という上昇志向は入学と同時に遊びに流されました。
自由な時間が多く、またすべて自己責任なので、バイトとサークルと最低限の授業で生活が成り立っていました。
たまに企業が開催するワークショップに参加することもありましたが、特に将来を考えることもなく大学の最初の2年は過ぎ去りました。
3年になってゼミに入るタイミングでそれまでの緩い生活とは打って変わって大半の時間をゼミ発表準備のグループワークに費やし、友人と真剣に議論する時間が増えました。
企業競争戦略のゼミだったので、大手企業の社長に施策を提案するということもありました。
遊びとはまた違った学生らしい充実した日々を送ることができたと思っています。
大学生活って限られた大変貴重な時間なのだなとこの時点で実感。
3年後期からはアメリカに1年交換留学に行きました。授業ではビジネスから離れて元々興味のあった環境学や工学を学びました。
留学先で他大学から来た多くの優秀な学生にも出会い、世界が広がりました。海外大学の教授は相談に行くととても熱心に対応してくれるので、ぼんやりとこれからのキャリアパスも描くことができました。
大学生の4年間は長いようであっという間だし、あっという間かと思いきや割と長いです(笑)。気が向いたことに好きなだけ時間を割けるのは大学生の間が最後という人も少なくありません。また、ここでできた思い出や友人は一生ものです。
何をやるかより自分が変化しているかどうかを感じながら過ごしてみてください。
後輩へのメッセージ
大学受験ほど自分のための勉強に時間を割けるのはこれから先あまりないと思います。
実力に合ったところを選ぶのもいいですが、できる限り力を尽くして後悔のないように受験生活を過ごしてください。
妥協して得たものにはちょっとしたことで不満を感じやすくなります。また、環境を言い訳にしがちです。
充実した大学生活を送るためにも今、ほかの受験生ではなく自分と戦って勝ってください。
その結果が満足いくものでなくてもそこからまた頑張れるはずです。というか大学受験で将来決まるわけじゃないしね!
それまで自分が考えたこと、感じたこと、努力した過程を大事にしてください。
応援しています!