つぶしが効くという理由で学部を選ぶと後悔する。何に興味があるか熟考して!

目次

プロフィール

ニックネーム

やまだ

出身高校

神奈川県立平塚江南高校

進学先

上智大学法学部国際関係法学科

入学年

2013年

現役 or 浪人

浪人

(現役時)合格した学校・学部・方式

日本大学法学部経営法学科(一般)

(浪人時)合格した学校・学部・方式

上智大学法学部国際関係法学科(一般)
上智大学法学部地球環境法学科(一般)
上智大学総合人間科学部教育学科(一般)
上智大学経済学部経営学科(一般)
明治学院大学法学部政治学科(一般)

(現役時)不合格だった学校・学部

早稲田大学法学部(一般)
早稲田大学文学部(一般)
早稲田大学文化構想学部(一般)
早稲田大学商学部(一般)
早稲田大学教育学部(一般)
 

(浪人時)不合格だった学校・学部

上智大学法学部法律学科(一般)

(現役時)志望校を決めた時期と志望理由

第1志望&進学先(現役時):早稲田大学法学部
時期:高校2年の夏休み

理由:オープンキャンパスや早稲田祭を通して早稲田特有のノリが好きで楽しい大学生活を送れると思ったから。

早稲田にしか行く気がなかった。

法学部の理由は「法学部ならつぶしが効く」と父親から言われていたから(親の意見を鵜呑みにしていた)。

とはいうものの、早稲田なら正直どこでも良かった。このときは早稲田で勉強をしたいというより、早稲田で遊びたいとしか考えていなかった。

(浪人時)志望校を決めた時期と志望理由

第1志望&進学先(浪人時):上智大学
時期:浪人期の12月

理由:早慶上智(偏差値が高い大学)なら正直どこでも良かったけど、グローバル化が進む上で英語力が必要だと思い、英語に力を入れている上智にしようと考えたから。

早慶と異なり、上智は選択式で学部間での問題の差異はないため受かりやすいと思ったのも事実。

早慶は学部毎に対策が異なるから正直面倒だと思っていた。

ちなみに偏差値が高い大学に行こうと思った理由は自分の高いプライドを満たせるから。

法学部の理由は上記のとおり、国際関係法にした理由は「国際ってなんかかっこよくね?」という安直な理由。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

偏差値で選ぶやり方は間違ってはいないと思う。学歴は墓場までついてくるものだし、頑張ったことの証明にもなる。それに学部選びにおいてもやりたいことが変わらない保証なんてどこにもないのだから、無理矢理絞る必要はない。

ただ、偏差値「だけ」で選ぶのは後悔する。

私自身、法学部は「つぶしが効く」という理由で選んだだけなのでテスト前しか勉強をしていない。

何度も後悔した。

だからこそ、高校生だとしても自分自身がやりたいこと・興味があることは何なのかを出来るだけ考えてみてほしい。その結果、選んだ学部・学科なら納得した人生を送れると思う。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

部活ではハンドボール部の副部長として毎日汗水たらしながら真剣に取り組んだ。

約1年かけて作り上げる体育祭では仮装の振り付けや立て看板の作成・競技練習などに本気で取り組んだ。

今となっては夢中になりながら物事に取り組んだ経験の1つでもあり、全力で取り組めば結果もついてくることを実感している。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

東進衛生予備校には通っていたものの、ただ受けているだけだった。授業は出ていたものの、よく寝ていた。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​夏までは部活と体育祭に専念していた。

夏休みはたまっていた講座を受けた。

夏休み以降は過去問を解きながら、苦手分野を復習していった。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:5時間
高校3年時:10時間
浪人時:12時間

得意科目とその理由

日本史

親の影響で小さい頃から歴史小説を読んでいたから。

不得意科目とその対策方法

数学

私立文系に絞ったから勉強しなくなった結果、成績が落ち悪循環に陥った。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:単語王
理由:早慶上智の英語は語彙力がそのまま得点に繋がるが、この本は1つの単語にこと細かく情報が書かれているから。
回数:数えきれない

日本史:日本史B一問一答(金谷俊一郎)
理由:解説が詳しく、分かりやすい。情報量が多く、やりこめば日本史は無敵。
回数:100回くらい

日本史:上智対策コンプリート・ミッションでるとこ攻略日本史
理由:これさえやれば上智の日本史で8割をきることはないから。上智に特化した問題集。ネットでしか買えず、少々値が張るがこの本で上智に受かったといっても過言ではない。

塾の活用方法

東進衛生予備校で英国数社を通年で受講した。

毎日勉強する癖をつけるために毎日自習室にも通った。

模試の位置づけ

結果に一喜一憂していたことを後悔している。

復習をしたとしても少し楽観的にやっていた。

高校の授業の位置づけ

一見無駄そうに見える授業でもいつか役立つときが来るはずなのでなるべく無駄にしないほうが良いと思う。

浪人時在籍予備校

河合塾

浪人をした理由の自己分析

リスクヘッジを怠り、自分の能力を過信し、早稲田ばかり受けたから。

浪人生活の中で心がけたこと

些細な問題でもこだわることにした。試験から逆算し、計画を立てることを心がけた。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:7時間
高校3年時:7時間
浪人時:6時間

主な勉強場所

周りが勉強しているから自分もやらないといけない気になるから。

おすすめの息抜き方法

ショッピング

モチベーションを上げる方法

自分がキャンパスを歩いている姿をイメージする。

自分なりの健康管理方法

朝ご飯は毎日食べていた。起床時間は一定にした。

恋愛とのバランス

彼女が指定校推薦だったが一緒に自習室で勉強をしていた。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

やらぬ後悔よりやる後悔

誰と一緒に勉強したか

塾の友達

勉強や受験に対する親のスタンス

偏差値が高い大学に行くよう常々言われていた。口出しばかりだった。

親にしてもらって嬉しかったこと

どんなに朝早くても毎日ご飯を作ってくれたこと。

メッセージ

大学入学後の生活

高校生の時と比べて様々な人と出会うようになった。

高校まではそれこそ部活の友達やクラスの友達も似たような生き方をしてきた人たちが総じて多かった。しかし、幼少期ずっと海外にいた友人や日本語を学びにきている留学生、起業をしている友人など様々な人に出会った。

また、高校までは部活ばかりやっていた私はアルバイトを初めて経験し、お金を稼ぐ大変さを知った。

同時に時間に余裕があるのでついついアルバイトに時間を費やしすぎてしまった。

もちろん、アルバイトだけではなくサークルやボランティア・長期インターンシップにも取り組んだ。

ただ、少し後悔していることは色んなことに挑戦したものの、全て全力で取り組んだかというと心からイエスとは言えなかった。

時間に余裕があるゆえに少し怠けた自分もいた。だからこそ、「考えながら」・「目的」を持って全力で取り組んで欲しい。

個人的にはアルバイトのやりすぎには注意し、大学生でしかできないことに沢山取り組んでみて欲しいと思う。

後輩へのメッセージ

高校生活はあっという間。

だからこそただなんとなく授業を受け、ただなんとなく部活をしていてももったいないと思う。

考えながら部活や受験に取り組んでいる人ほど上手くいっているはず。

後悔しないためにも毎日を全力で過ごして欲しい。

個人的には部活や体育祭、もちろん受験にも全力で取り組んだつもりだけれども、「考える力」が不足していたから浪人することになったはず。

毎日を「考えながら」全力で過ごしてみれば、将来振り返ったときに後悔はしないはず。