プロフィール
ニックネーム
頑張れ!受験生
出身高校
名古屋市立桜台高等学校
進学先
早稲田大学社会科学部社会科学科
入学年
2013年
現役 or 浪人
浪人
(現役時)合格した学校・学部・方式
立命館大学国際関係学部
(浪人時)合格した学校・学部・方式
上智大学法学部国際関係法学科
中央大学法学部法学科
明治大学法学部
(現役時)不合格だった学校・学部
早稲田大学政治経済学部
早稲田大学商学部
(浪人時)不合格だった学校・学部
早稲田大学政治経済学部政治学部
志望校を決めた時期と志望理由
第一志望:早稲田大学政治経済学部政治学部
時期:高3の冬(12月)
理由
当時勉強したかった国際法を勉強するのに一番適した場所だと思ったから。
最終的に同大学の社会科学部に進学しましたが、理由としましては当該学部にも私がやりたかった国際法の分野があったからです。
当該学部は社会科学に関連する学問ならほぼ全て揃っているので、好奇心が強い私にとって、結果としては良かったです。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
高校時代は野球部でしたので、高3の夏に引退するまでは基本的に野球漬けの日々を送っていました。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
テストの前に勉強しただけで、基本的に部活動が中心でした。
高校3年時(浪人生は浪人時)の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
夏までは部活に専念し、夏休みから夏期講習という形で塾に入り、受験勉強を本格的に進めました。
夏休み明けからは科目ごとにウエイトをつけて勉強しました。例えば、当時英語が弱点だったので英語の勉強時間を増やしました。一方、日本史は得意だったので、最小限の勉強時間で済ましました。国語は現代文は得意だったので時間を抑え、古文や漢文は苦手だったので時間を費やしました。
他の受験生は早い段階で暗記系のもの(英単語、古文単語等)は終わらせていたので、夏以降も暗記系に時間を費やさなければならなかったのは、現役時の受験の失敗の一因と言えます。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時の平均:0.5時間
高校3年時の平均:前半:1.5時間、後半(夏以降):6時間
得意科目とその理由
日本史
単純に歴史が好きだったので、記憶の定着が良かったです。
不得意科目とその対策方法
英語
英単語を覚えるのが苦手で、英語には苦労しました。途中で英単語の暗記を放棄したのですが、英単語は英語の根幹となるのでもし苦手な方がいても、頑張っても取り組んでください。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
英語:速読英単語必修編&上級編
理由:文章を読みながら、単語を暗記するという非常に効率的な英単語暗記を可能にしてくれる単語帳だったから。
回数:5周
英語:やっておきたい英語長文1000
理由:1000語以上のレベルの長文問題を解ける,貴重な問題集だったから。
回数:1.5周
現代文:入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ)
理由:取りこぼしのできない漢字をしっかり潰してくれる良書。
回数:2周
現代文:ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES)
理由:今まで漠然と読んでいた語句を明瞭にしてくれます。これによって、確実に現代文の文章が読解できるようになりました。
回数:随時
塾の活用方法
現役時は塾に通ったのは夏期講習と冬期講習のみ。基本的に自習室と勉強のペースメーカーとして活用しました。
模試の位置づけ
現役時は模試を受けっぱなしにしていました。
これは本当に成績の向上に繋がらなかったので、浪人時は自分の弱点チェックツールとして効果的に模試を活用し、受けるたびに自分の弱点を改善していきました。
高校の授業の位置づけ
受動的に授業を受けるのではなく、各教科の説明の裏側には何があるのか、という疑問を常に持って授業を受ける事で、表層的な知識ではない本質追究につながり、教科の理解を深まると思います。
通学時間の活用方法
英単語の勉強に使っていました。
浪人時在籍予備校
代々木ゼミナール
浪人をした理由の自己分析
野球部の同級生の多くが、浪人という選択肢をとっていたので、浪人する事をそこまで深く悩みませんでした。
志望大学に合格できなかった理由は、単純に時間が足りませんでした。合格していた友達は高一や高二と言った早い段階から、志望校を決めコツコツ勉強していた印象がありました。
浪人生活の中で心がけたこと
健康を第一に考えました。また、長時間勉強する事を良しとせず、メリハリをつけて効率的よく勉強に取り組みました。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時の平均:7時間
高校3年時の平均:7時間
主な勉強場所
学校の自習室
理由:友達が真剣に勉強している環境によって、勉強意欲が湧いたから。
おすすめの息抜き方法
友達とおしゃべり。
モチベーションを上げる方法
人間なので、モチベーションが下がる事はあるので、そうなった場合は気にせず堕落していました。
そのうち、モチベーションが戻ってきます。
そういった前提のもと私がしたことは大好きなお笑いを思う存分にYouTubeでみることでモチベーションをあげていました。
自分なりの健康管理方法
寝ないと生産性が上がらないタイプなので睡眠時間はしっかり確保していました。
恋愛とのバランス
特にバランスを考えて取り組んでいませんでした。
全体最適からその時に一番リソースを割くべきところに投下すべきです。
ただ、人間なので理想通りには行きません。
私の話をしましょう。私は浪人時に好きな人ができました。しかし、付き合っていては、堕落の道を辿ってしまうと当時の私は考えました。
でも、目の前の美女を逃す訳にはいかない。そこで、私は早稲田大学に合格したら彼女に告白するという約束を友達としました。
浪人終わった後、ちゃんと付き合えてしまったので、つまらない話になってしまうのですが、今振り返るとこれがモチベーションの源泉だったかもしれませんね。
誰と一緒に勉強したか
学校や野球部の友達
勉強や受験に対する親のスタンス
一言も口出しされた事はないです。
親にしてもらって嬉しかったこと
ご飯を作ってくれたことです。
また、干渉がなかったので、プレッシャーがかからなかったことも良い影響でした。
メッセージ
大学入学後の生活
大学入学当初から自分が興味を持ったところに足繁く通っていました。
サークル、授業、バイト、ワークショップ等。当時の私は日記のスケジュールが埋まる事が楽しいと思ってました。
当時みたいに動く事はできませんが、その頃の友達が今も繋がっていたりするので不思議なものです。ただ、これといった、目標はありませんでした。
大学2年からは、長期のインターンシップを始め、多くの時間をインターンシップに割きました。
その頃から自分のやりたい事がぼんやりとですが、わかってきました。
そのインターンシップでビジネス、組織とは何かについて、多くの事を学びました。
また、そこで感じた課題と当時の研究室の教授の勧めもあり、大学2年の途中からインドに行く事を決めました。
様々な準備を経て、大学3年次の秋から休学をし、インドに留学しました。
インドでは現地の大学では研究を続けながら、現地の企業にてインターンシップをしました。
右も左もわからないまま、インドでの生活を始めた私ですが、中東のイエメン人と一緒の部屋で過ごしながら様々な価値観に触れた大変充実した一年でした。
人生の友と言える人にも、出会いました。
帰国後には長野県塩尻市に行った事をきっかけにワインの魅力にとりつかれ、ワインを嗜む会を月一ペースで開いています。
心から好きと思える事をやりましょう。
私にとって、大学生活は自分の視野を大きく広げる日々になりました。
人生で一番動けるこの時期に、動かないのは本当に大きな機会損失です。なんだって構いません。
自分の心に忠実に、やりたい事を全部やってください。そして、本気でやりきって下さい。
後輩へのメッセージ
後にも先にも、世の中の大半の方がこれ程までに一つの事に集中する期間はないでしょう。
大学は学生生活だけではなく、バイトやサークルなど他に時間を割かなくてはならない事が沢山ありますから。
しかし、君達は受験期間は基本的に受験以外の事には手を出さないでしょう。
そんな受験生には是非、本気で受験をして欲しいと思っています。
受験ほど、公平に自分の努力が結果につながるものはありません。
私は受験勉強を通じて、大切な事を学びました。それは、「生産性」という概念。
私は、闇雲に勉強するのではなく、一番最小の努力で志望校に合格するように心がけていました。それは生産性の向上に繋がります。
真似しなくていいのですが、シャープペンシルの芯の太さや濃さも明確な理由を持って使っていました。
こだわりすぎかもしれませんが、高校三年の夏まで野球しかやってこなかった公立高校育ちの普通の頭の私が、小学生の頃から英才教育を受けている猛者達と戦うためには一寸の隙も許しませんでしたから。
最後に。勉強方法などを自分の頭で徹底的に考え抜き、努力をし、「合格」という明確な結果を得るために出来得ることはやりきってください。
最高に素敵な大学生活が待っていますよ。