恋人と一緒の時間も大事にし、勉強面でも支え合い、私第一志望勝ち取りました

プロフィール

ニックネーム

のむぴ

出身高校

神奈川県立多摩高校

進学先

早稲田大学文学部

入学年

2013年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

法政大学社会学部センター利用

不合格だった学校・学部

早稲田大学教育学部
早稲田大学文化構想学部

志望校を決めた時期と志望理由

第一志望:早稲田大学文化構想学部

時期:高校2年夏

理由:オープンキャンパスで雰囲気が自分に合うと感じた。当時異国の文化や言葉に興味があったため、幅広く学べそうなこの学部に行きたいと思った。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

そもそも自分が大学4年間で何を学んでいきたいのか、全く考えることが出来なかった。その結果、言葉や文化に興味があるから文学部・国際文化学部などを中心に学部を選ぶこととなった。その直感で選んだことはあながち間違いではなかったと今感じている。

ただ、もっと高校の時に大学生と実際に話すことが出来る機会などがあれば経済学部や経営学部にも興味を持っていただろうなと思う。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

体育祭や合唱コンクール、文化祭などの行事に力を入れている学校だったこともあり、行事でみんなを引っ張る役職に就くなどリーダーを経験した。それ以外はあまりしていない。

全国大会に毎年出場しているダンス部に所属していたので、部活をとにかく必死にやっていた。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

高校1年の時は、学校の授業についていくのがやっとで、特に受験に対しては何も考えていなかった。

しかし、2年の夏から周りが塾に通い始め、秋ごろに模試の話で盛り上がっている様子を見て、塾に通うことを決意。

部活を優先したかったため、映像授業の塾を選んだ。入塾してからは週2~3のペースで通い、主に英語を重点的に進めた。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​私立文系型で受験することを決めていたため、まずは英語の点数を伸ばすこと、日本史を頭に入れることを夏まで意識した。

塾の授業をこなしながら自分でも英語の音読や英単語の強化などをしていた。

自分だけで煮詰まるのではなく、自分より点数の取れている友人に勉強の仕方を教えてもらうなど、形にはこだわらず、自分に合う方法を常に探し続けていた気がする。

夏休みまでに日本史は自分の頭の中で時代背景などがノートを見なくてもイメージできることを目標に、古代から近代までひたすら暗記を重ねていた。

夏休み以降は、赤本などを解きながらも基礎に立ち返り、暗記をし直すなど自分の弱点に毎日向き合っていた。

1日の平均勉強時間

高校1年時:1時間
高校2年時:2時間(入塾後)

高校3年時:8〜12時間

得意科目とその理由

国語

理由:小さいときから本を読むのが好きだったため、評論なども苦手意識は初めからなかった。また古典もなんとなく面白く感じていた。

不得意科目とその対策方法

英語

対策方法:とにかく全く読むことが出来ず、何度もくじけそうになった。しかし、それでも単語を毎日覚える、音読をするなど毎日少しでも触れることは自分の中の約束だった。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:早稲田の英語
理由:早稲田の学部を超えた英語の問題がいくつか入っており、傾向をつかむことが出来るから。
回数:3回

国語:早稲田の国語
理由:上記と同じ。

日本史:日本史B一問一答完全版
理由:よく試験に出るポイントを何度も効率よく頭に入れることが出来たから。
回数:20回

日本史:日本史史料問題一問一答
理由:史料問題だけこのようにまとまっている本はないと思う。もっとやり込めればよかったと今でも思う。
回数:3回

国語:古文単語ゴロゴ手帖
理由:試験本番でもこのゴロのおかげで助けられた場面があった。覚えにくいゴロもあるが、そういう時は自分でゴロを作ってしまうくらいに楽しく古典単語を覚えられる本だと思う。

塾の活用方法

高2から入塾し、高3からはほぼ毎日通っていたと思う。部活がほとんど毎日あったこともあり、大手の映像授業を受けられる塾を選んだ。取っていた講座をひたすら受け、復習し、模試に臨む。これを高3の夏休みまで繰り返していたような気がする。私は塾なしでは合格していなかった。

模試の位置づけ

どの教科においてもなぜ間違えたのか、なぜ正解にたどり着けなかったのかを復習するようにした。英語では、単語がわかっていなかったから間違えたのか、単に時間が足りなかったのかなど、要因を明らかにした。そのようにすることで今の自分に何が足りないのか、明確に把握できる。

高校の授業の位置づけ

先生はその分野のプロ。だからこそ、自分が出来ない分野のアドバイスをもらったり、時には添削をお願いすることだってありだと思う。私が英作文の添削をお願いし、授業時間を超えて、先生に力を貸してもらっていた。その先生が私の英作文を見てくれていなかったら私のこの4年間はまた違ったものになっていただろうと思う。躊躇せずに高校の先生にも力を貸してもらおう。

通学時間の活用方法

暗記系に力を注いでいた。私は主に英単語や英熟語、古典単語などの暗記をしていた。電車に乗っている時間が短かったので、その時間をいかに集中してできるか、いつも自分と勝負していた。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:8時間
高校3年時:6~8時間

主な勉強場所

塾の自習室
理由:たくさんのライバルが周りで勉強していたから。

学校の自習室
理由:人もあまりいなくて、集中できたから。

近くの図書館
理由:大人や学生が入り交じり、勉強している静かな雰囲気がお気に入りだったから。

おすすめの息抜き方法

友達とおしゃべり、おいしいものを食べる。

モチベーションを上げる方法

英語とフランス語がペラペラな自分を想像した。

自分なりの健康管理方法

睡眠時間は削らないように意識していた(6~8時間は取る)。

恋愛とのバランス

私と同じ私立3教科の受験だったので、英語や日本史の覚え方などを教えてもらった。

学校帰りに一緒に帰ったり、クリスマスなどの大きなイベントの時は一緒に過ごした気がする。

お互い支え合い、二人とも第一志望に合格できた。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

無駄なことはないよという言葉。

誰と一緒に勉強したか

塾の仲間。

勉強や受験に対する親のスタンス

口出しはあまりなかった。

親にしてもらって嬉しかったこと

受験当日に食べるお昼を毎回買ってきてくれた。

センター試験が終わり、私が結果にへこんでいるときに母が「もう少し頑張ってみれば?」という言葉をかけてくれたのが印象に残っている。

メッセージ

大学入学後の生活

大学に入学してからは、文学部を選んだことを後悔した。英語の詩や小説に何の面白みも見いだせず、これから4年間どうなってしまうのか、不安になった。もっと大学生に学部について教えてもらえばよかったと思った。社会学部や経営学部も面白そうだったなと感じてしまった。

しかし、そんな私も自分の目の前にある学部の課題をこなすことや他の学部の人と関われる授業を取ることで徐々に視野や人脈も広がり、自分の選んだ道はこれでよかったのだと思えるようになった。今は文学部の卒業論文も書き終え、自分の専門分野についても深く語れるまでになったし、学部や学校を超えた友人も高校時代に予想していたよりはるかに多い。

本当に毎日が楽しい。

後輩へのメッセージ

高校生活は、部活も行事も勉強も全てを欲張って必死に過ごしていたなと今振り返っても思う。

もちろん大学の進学に関しては、担任の先生や親からも「自分のレベルをあまりに超えている志望校だと思う」などと厳しい言葉も言われた。それでも「自分にはできるんだ」と言い聞かせ、努力を重ねた受験期は、かけがえのない時間だった。あのつらい時間を乗り越え、自分の力で合格を勝ち得たからこそ、少しつらいことがあっても負けずに突き進んでいけているのだと思う。

だから、もし自分の今の力を超えた目標を掲げている人も、まずはあきらめずに突き進んでみてはどうだろう。たとえその結果が自分の納得のいかないものになったとしても、挑戦しないよりはずっと自分の人生において意味がある。