プロフィール
ニックネーム
RATMOT
出身高校
都立東高等学校
進学先
早稲田大学社会科学部社会科学科
入学年
2013年
現役 or 浪人
浪人
(現役時)合格した学校・学部・方式
学習院大学経済学部(一般)
(浪人時)合格した学校・学部・方式
明治大学商学部・政治経済学部(一般)
早稲田大学社会科学部(一般)
(現役時)不合格だった学校・学部
明治大学商学部・政治経済学部(一般)
(浪人時)不合格だった学校・学部
早稲田大学商学部(一般)
(現役時)志望校を決めた時期と志望理由
第1志望:明治大学政治経済学部
時期:高校3年の夏
理由
最低限MARCHに行ければ、人生の選択肢上、大きなアドバンテージになると考えたためです。
自分の高校の偏差値が50だったのも、MARCHというボーダーを目指す理由になっていました。
また、国立は受験科目が多いので周りに追いつくために私学にしました。
また、高校偏差値50の時点で、難易度の高い大学の受験者層の中で遅れを取っていたのは分かっていました。
なので、最初から自宅浪人をする予定で受験をしていたので、次年度の浪人期に受かるような難易度設定にもしていました。
(浪人時)志望校を決めた時期と志望理由
第1志望:早稲田大学社会学部
時期:浪人の春
理由
現役の時点で、学習院大学に受かるレベルにまで学力が高まっていたので、もう一年の時間のアドバンテージを活かすために、早稲田大学を目指してみることにしました。
また、受験で読み解いていった英語や国語の問題から興味を持った飢餓や紛争などの国際的な諸問題について、早稲田大学の社会科学部には国際関係の興味深い授業(平和学・平和構築論・国際関係論)が多くあり、それらを学びたいというインセンティブも有りました。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
自分の学びたいこと・したいことが出来る大学に進むこと、もしくは、偏差値的に高いレベルの大学に決めることをおすすめします。
前者の理由は、それが一番大学生活を楽しむことが出来るからです。
自分の好きなスポーツや文化活動、または自分が社会にもつ問題意識を、大学という、学問だけではない広い意味での「学びの場」ではどんどんぶつけることが出来ます。
大学を選ぶには、まず「自分が何がしたいか」これを自分に問いかけることに尽きると思います。
そういう意味では、真にやりたいことが出来る場が、大学ではないこともありますので、固定観念に囚われてはなりません。
後者の理由は、偏差値的に高いレベルの大学に進むことは、人生の選択肢を増やすことが出来るからです。
もちろん大学だけで人生は決まりません、その人次第です。ですが、高いレベルの大学へ行くことで、面白い人間・教授や充実した設備・コミュニティー・サークルなど、環境にも恵まれます。
そうした中で切磋琢磨し、自分のやりたいことが更に先鋭化されていきます。
高校時点で何がしたいかわからない場合は、とにかく高いレベルの大学を目指してみるのは良いのではないでしょうか。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
高校三年まで部活に所属していました。
勉強は定期テストでトップを目指すくらいに頑張り、週6で部活動に従事して、とにかく大会で成果を出すために仲間と一緒に練習に励みました。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
毎回の授業は、わからないままで放置せず、完璧に理解するようにしていました。そのほうが時間に無駄がないからです。
また、そうした努力が無駄にならないよう定期テストで1位や2位を取るモチベーションを保っていました。
それ以外は特に予備校など通っておらず、勉強はしていません。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
高3の夏までは部活でした。予備校には通ってません。
部活が終わってからは、受験科目を絞り、ネットで質の高い参考書を調べ、それを買いあさりました。
予備校に通っていなかったので、自学自習が基本でした。
ネットには今まで多くの受験生たちが溜めたデータがあります。特に予備校に通わない人は、情報が少ないので良い参考書は必ずゲットしましょう。
高校3年3学期には必要最低限の出席で済ませ、とにかく家で勉強しました。
息抜きで体育の授業に出て友達に会うなど、うまく学校を利用しました。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時:1時間
高校3年時:5、6時間
浪人時:15時間
得意科目とその理由
歴史
暗記が得意だったからです。
不得意科目とその対策方法
英語
対策は普通に他と同じように勉強しました。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
英語:ポレポレ
理由:英語という言語の文の構成方法を一から理解できる
回数:3回
国語:田村の難関私大現代文
理由:主語から助詞までロジカルに文を読む方法を教えてくれる
回数:2回
日本史:東進・日本史一問一答
理由:問題の網羅性が高い
回数:4回
受験時に使っていたアプリやウェブサイト
Google(大学受験 参考書 偏差値別 などで検索)、求めたい情報は全てここにあります。
模試の位置づけ
模試は受けたことがありません。正直お金の無駄だと思います。
志望校の赤本をきっちり受ければそれが一番いい模試になります。
高校の授業の位置づけ
真面目に教えてくれる教師の誠意に答えましょう。
毎回毎回の授業を完璧に理解することが大事だと思います。
浪人時在籍予備校
在籍してません。
浪人をした理由の自己分析
トップ層と比較し頭が悪かったので初めから浪人しようと思っていました。
浪人生活の中で心がけたこと
禁欲と社会的立場の自覚です。
受からない限りは自分は何者でもないという自己洗脳をすることで徹底的に勉学に励むことが出来ました。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時:8時間
高校3年時:8時間
浪人時:7時間
主な勉強場所
自宅、移動時間が無駄だからです。
騒音などは耳栓をすれば何も問題はありませんでした。
おすすめの息抜き方法
1日1回筋トレと柔軟を風呂上がりにしました。
モチベーションを上げる方法
受験生は勉強して当然、という覚悟
自分なりの健康管理方法
筋トレと7時間の睡眠時間の確保
誰と一緒に勉強したか
現役:友人
宅浪時:一人
親にしてもらって嬉しかったこと
自宅浪人を受け入れてくれたこと。
メッセージ
大学入学後の生活
大学では、受験時代に持った国際的な飢餓や紛争などの諸問題を考えることを一本の軸としていました。
ゼミや講義もそうしたものを中心に、サークルでは途上国に赴き、NGOの方々とともに、中間貧困層の方々への支援を行いました。
ヨーロッパやアジア、果てには太平洋の島国へまで、たくさんの物を見に、そして学びました。
高校の時とは比べ物にならないほど世界が広がったように思えました。
思えば、高校までは知らないことだらけだったのに、大学では多くのことを学びに行けたと思います。
他方で、就活を機に自分よりもっと挑戦をしている人達に出会い、更に知らないことが広がりました。
留学や海外でのインターンなど、自分ももう少し手を広げておけば良かったという後悔があると同時に、まだまだ挑戦すべき課題がたくさんあり、反省しました。
私には、次は社会人というステージが開けています。皆さんにはまだ遠い話かもしれません。しかし、そこに繋がる大学生活です。
みなさんもそれは同じです。Visionを持って、生き生きとした人生の糧になるような大学生活を歩みましょう。
自分が何がしたいかなんてことはまだわからないかもしれません。しかし、「わからない」ということ、それがチャンスだということを忘れないでください。
後輩へのメッセージ
高校時代は青春を謳歌できる最大のチャンスだと思います。
部活動に真剣に打ち込んだり、学校の行事に仲間と盛り上げ合ったり、友達と馬鹿騒ぎしたりと。
高校卒業の資格とペンさえあれば、大学受験はいつだって出来ます。
高校生のいまを楽しんでください。
そしてその楽しんだ分だけ、大学受験にぶつけてみてください。
失敗したとしても、また浪人したり、社会人になってからでも、大学に学びに行く人だっています。
自分の力を試すチャンスだと思って、一所懸命挑戦しましょう。諦めない限り道は続きます。
また、私も自宅浪人の時に悩みましたが、受験は人生の進路を見つめる最大のチャンスでもあります。
自分は「何者」になりたいのか、何がしたいのか、深く自省し考え、自らの進路を決めていくことを大切にしてください。
そうすることで、人生のモチベーションが高まるでしょう。