高校のレベル、環境なんて関係ない!どれだけストイックになれるかだけ!!

プロフィール

ニックネーム

ゆき

出身高校

千葉県立君津高等学校

進学先

早稲田大学社会科学部

入学年

2013年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

早稲田大学教育学部社会科学専修
早稲田大学文化構想学部
上智大学文学部新聞学科
明治大学政治経済学部
法政大学法学部政治学科

不合格だった学校・学部

青山学院大学国際政治経済学部(全学部日程)

志望校を決めた時期と志望理由

第一志望:早稲田大学社会科学部
時期:高2冬
理由:成績が上がってきたこと

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

将来やりたいことが明確ではなかったため、志望校・学部設定に悩みましたが、通っていた塾のアドバイザーの方に相談して、その方が早稲田社会科学部の学生で、リアルなお話を聞くことができ、あこがれて志望校にしました。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

生徒会の会長をしていました。

高3の6月にメインの活動である文化祭があったのですが、その時期はなかなか勉強も出来なかったです。

正直文化祭は早く終われと思っていました。自分の中では絶対的に受験の方が大切でした。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

高1は特に何もしていなかったです。高2の春からなんとなく東進衛星予備校に通い始め、2年のうちは週3日程度通っていました。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​高校3年の夏に一度志望校の過去問を解きました。

そのおかげで現時点の自分のレベル感を知ることができたので、早めに第一志望(となりうる大学)の過去問に触れておくことをお勧めします。

第一志望の過去問10年分を3周することを目標としていたので、夏までに知識を詰め込み、秋からは過去問で演習を積みました。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:3時間(高2)
高校3年時:10時間(夏)、6時間(学校あるとき)

得意科目とその理由

日本史

昔から暗記が苦手ではないから。(覚えなくてはいけないところを何回も音読するとかなり記憶に残ります!)

不得意科目とその対策方法

古文

直前までセンターレベルでもあまりできなかった。基本に立ち返り単語を叩き込みました。

古文は文法ももちろん大事ですが、単語が分からなくては本末転倒になってしまいます!

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語・国語・日本史:東進の教材
理由:
東進に通っていたので基本的に東進の教材しか使っていませんでした。
いろいろ手を出すよりは一つ決めたものを信じて何回も繰り返し解くことをしていました

日本史:学校で配布される資料集
理由:
これは使えないようでかなり使えます!

特にセンター試験では写真付きの問題が出ることが多かったので、写真系を中心に隅々まで見ていました。

意外と面白いので息抜きにもなるかもです。

受験時に使っていたアプリやウェブサイト

東進高速マスターアプリ

塾の活用方法

東進衛星予備校に高2から通っていました。

英語:安河内先生
国語:板野先生(ゴロ565の先生です)
日本史:金谷先生

模試の位置づけ

模試は必ず受けた翌日に復習をしていました。

1度間違えた問題は2度と間違えなくなるので、面倒くさいですが絶対復習必須です。

高校の授業の位置づけ

公立高校だったので、受験直前まで全く関係のない授業を受けなくてはいけませんでした。

私は授業中に過去問を広げてしまうこともありましたが、先生に怒られないのであればやってもいいと思います。

ですが、意外と地学など全く関係のない内容が英語の長文問題で出たりするので(宇宙とか)、どの知識が役立つかは本当に分からないです。

これは本当に何を大切にするかだと思います。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:7時間
高校3年時:6時間半(毎日30分ごと変えてみて、自分にちょうどいい睡眠時間を見つけました!)

主な勉強場所

塾、学校の自習室

おすすめの息抜き方法

コンビニのピザまん

モチベーションを上げる方法

受かってお世話になった人に報告する場面をいつも妄想していました。これは自分の中でかなり大きなモチベーションの源泉でした。

自分なりの健康管理方法

朝昼晩しっかり食べる、6時間半寝る

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

必ず春は来るよ!(by祖母)

誰と一緒に勉強したか

ひとり。途中から同じ高校・塾のライバルができたので張り合いがでました。

勉強や受験に対する親のスタンス

一切口出ししませんでした。

親にしてもらって嬉しかったこと

毎朝夜送り迎えをしてくれましたし、帰宅が10時を越えるのに暖かいご飯を用意してくれました。

メッセージ

大学入学後の生活

一つの目標に向かって、ある程度明確なやるべきことをやり切れれば結果が付いてくる受験とは違い、大学生活は答えのない世界で、私には難易度が高かったです(笑)。

早稲田で何かをしたかったのではなく、ただ単に早稲田に行きたかったので、合格してからは完全に目標を失ってしまいました。

東進で働いたり、アメリカ留学をしたり、香水ベンチャーでインターンしたり、一貫性のない大学生活を送ってきました。

大学3年生から1年間留学をした関係で、同期とは1年遅れで就活をはじめ、何とか内定も取れたのですがやはり何かが違うと感じ、今裁判所職員を目指し始めたところです(笑)。そのため、また受験生時代のような生活を送っています。

無謀と言われる時期から勉強を始めているのですが、大学受験の経験があるため、自分を信じて勉強に励むことができています。

受験で勉強した内容や、鍛えた暗記力などは、実際の生活ではめったに活きませんし、就職活動でも特に評価されません(就活は自分で何を考えて、実際にどんな行動をとって、どんな結果を得たのか、論理的に話せることが大事みたいです)。

ただ、受験勉強で必死に努力したこと、やり抜いたことは、その後の絶対的な自信になります。

私はもう4年生ですが、今でも当時の自分を誇りに思っていますし、頑張ってくれてありがとう、とも思っています。

私の経験が少しでも皆さんの頑張る糧になれば幸いです!読んでいただき、ありがとうございました!

後輩へのメッセージ

私の通っていた高校は偏差値がそれほど高くなく、高卒で就職する生徒も一定数いるような高校でした。

そのため受験をする人も限られ、早慶を目指すなんて頭がおかしいのではないかと思われるほどでした。そんな環境で、高2の時のクラスが動物園状態で授業が成り立たず、ふと『こいつら(クラスメイト)より絶対幸せになってやる』と思いました。

担任も、早稲田を目指すと言うと『まあ高いところを目指しといてマーチとかいければいいもんね』と言ってくるような感じだったので、周りで私は受かると思ってくれていたのは母親くらいだったと思います。

受かった後、父親には落ちると思っていたと言われ、学校に報告の電話をしたときは、あからさまに驚かれました(笑)。

要するに私がみなさんに伝えたいことは、環境なんて関係ないということです。

高校のレベルなんて関係ありません。とにかくどれだけやれるかです。どれだけストイックになれるかそれだけです。

私はセンター試験で緊張しすぎて失敗し、それからは毎日リアルに心臓が痛む日々を送っていました。

それでも、高校の人たちを見返したい、両親や塾の方々、一部の先生にいい報告をしたいという思いで最後まで何とかやり切ることができました。

偏差値の高い大学に行くことがすべてではありません。ただ、受験は人生で数少ない自分を試せる機会です。

私はこの受験を機に、「自分だってやればできるんだ」と思うことができるようになりました。

最後の最後まで妥協しないこと、自分を信じ抜くこと、受験は人生で大切なことを教えてくれます。

先が見えなくて本当に大変だと思いますが、どうか頑張ってください。