憧れの「ワセジョ」になれた。ただ、形だけだった。そして真の「ワセジョ」へ

目次

プロフィール

ニックネーム

MoCOh

出身高校

東京学芸大学附属高等学校

進学先

早稲田大学教育学部教育学科一般入試

入学年

2013

現役 or 浪人

浪人

(現役時)合格した学校・学部・方式

明治学院大学心理学部一般入試

(浪人時)合格した学校・学部・方式

上智大学教育学部一般入試
法政大学文学部一般入試
学習院大学教育学部一般入試

(現役時)不合格だった学校・学部

早稲田大学教育学部教育学科一般入試
早稲田大学文学部一般入試
早稲田大学文化構想学部一般入試

(浪人時)不合格だった学校・学部

慶応大学文学部一般入試
早稲田大学文学部一般入試

(現役時)志望校を決めた時期と志望理由

第一志望:御茶ノ水女子大学(AO推薦)

時期:高校3年の8月頃

理由:尊敬していた先生の母校だったため

(浪人時)志望校を決めた時期と志望理由

​​​​​第一志望:早稲田大学教育学部教育学科

時期:5月頃

理由:実際に大学に入ってみて、自分の本当にやりたかったことは目の前の40人の幸せを考える先生になることではなく、少しでも多くの人の幸せを考えられるカウンセラーやアドバイザーになることだと春休みに考えることができ、4月ごろに自分の本当にやりたいことが出来る学校を調べ尽くし、ここだと思ったため。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

​​​​​やりたいことの方向性はざっくり決まっていたが、実際に大学はどのようなところで、どのようなことが勉強できるのか、何のために大学に行くのか、をきちんと考えることが現役時代にはできず、実際に現役時に合格した大学に3ヶ月ほど通ってからここではなかったと感じ、大学を一度やめて受験をし直すことになってしまった。

後輩のみなさんには、何のために大学に行くのか、大学で何を得たいのか、そこの大学には求めていることが本当にあるのか、きちんと考えた上で後悔しない大学選びをしてほしいなと思います。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

高校時代、私はオーケストラ部に所属していた。高校に入学するまでは、楽器の経験もなく、楽譜にも触れたことがない、という状況だったが、漫画「のだめカンタービレ」に憧れ入部を希望した。周りは経験者ばかりで、楽譜も読めない私はかなり浮いた存在になり、先輩や同期から厳しい言葉を浴びせられる日々だった。

なんとかその状況を打開するために、時間を作り、人の倍は練習をし、休憩時間にはひたすら楽譜を読むなど、とにかく問題に向き合った。

その経験から「出来ないことほど一生懸命がむしゃらに向き合うこと」「誰に何を言われても努力するしかないこと」を学ぶことが出来た。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

授業では、見直しやすいノート作り、テストに向けてのマーカー引きなどを主に行っていた。しかし、授業外は週に2時間ほどの塾に行くだけで、テスト2週間前になるとあわてて勉強し始めていた。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​夏までは文化祭の実行委員に専念しており、勉強も決まった時間が取れず、集中できないまま行っていた。秋にはAO推薦の試験があったため、そちらに専念しており、12月にAO推薦の不合格通知が来てから初めてきちんと勉強をし始めた。英語が苦手だったため、ラストスパートでは主に英語を勉強していたと思う。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:2時間

高校3年時:5時間

浪人時:14時間

得意科目とその理由

​​​​​​日本史、古典

理由:すごく好きなアニメが「犬夜叉」という戦国時代をモチーフにしたものだったため、そのアニメのことを詳しく知るためにも必要な勉強だと思い込み、モチベーションを上げていた。

不得意科目とその対策方法

英語

対策:授業を全て録音し、何度も繰り返し聴いた。自分の耳、目、口を全部集中させて、聞いて、後に続いて読みながら紙に書いていた。また、授業外のテキストも自分で音読し、その声を録音してひたすら聞いていた。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

基本的に塾の課題と、過去問しかやっていなかった。

受験時に使っていたアプリやウェブサイト

スタディサプリ

良い点:自分が勉強している実感ができる点

悪い点:まめな性格ではなかったことと、スマホをいじらないようにしていたため、長続きはしなかった

塾の活用方法

​​​​​​四谷学院:自習室、マンツーマン授業、季節講習、景品等使えるものは全てフル活用した。モチベーションを上げてくれるのがうまい塾なので、自分で維持するのが難しい人にはおすすめの塾。また、私の通っていた四谷校は自習室や教室から上智大学が見えるため、それもモチベーション維持になった。

ただし、当時は周りの浪人生の受験に対する意識は低く、友達の多い人ほど成績が伸びていなかったように思う。夏季合宿も、頑張っていない人も多く、レベルの低いクラスに入ってしまうと、勉強の質を維持するのが大変そうだった。

模試の位置づけ

模試は自分の位置確認のために行っていた。自分の予想した順位や点数、偏差値と離れているかどうかを確認するようにしており、点数が悪かったとしても、あまり気にしないようにしていた。

結果が帰ってきた後は、もう二度と同じ問題で間違えないように、ノートに貼り付け、毎日電車の中等で理解するまで何度も確認するようにしていた。

高校の授業の位置づけ

高校の授業では、受け身になりがちだが、主体的に取り組むと時間の無駄にならず、いろいろなことを吸収できると思う。

通学時間の活用方法

電車の中は英語の単語や熟語、構文を見る時間として活用していた。苦手科目をやるようにすると、朝と夜に少なくとも二回はみっちり向き合うことになるのでオススメだ。

浪人時在籍予備校

四谷学院四谷校

浪人をした理由の自己分析

やりたいことの方向性はざっくり決まっていたが、実際に大学はどのようなところで、どのようなことが勉強できるのか、何のために大学に行くのか、をきちんと考えることが現役時代にはできず、実際に現役時に受かった大学に通い始めてからここではなかったと感じ、大学を一度やめて受験をし直すことになってしまった。

浪人生活の中で心がけたこと

浪人生は12時間勉強しろ、と言われていたが、浪人を決意したのが人よりも遅かったため、16時間は勉強するように心がけていた。実際は、一週間に平均14時間程度だったように思う。

また、友達とつるむと、余計に時間を取ってしまうと思ったため、家族と先生、彼氏以外とはほとんど一切話さず、LINEも合格までは退会した。本番の試験を意識し、授業中に当てられたら当てずっぽうでも必ず答えるように訓練していた。試験本番に「わからない」や「ヒントください」は通用しないため、当てられても恥ずかしい思いをしないように、必死に勉強をすることが出来た。

生活面

1日の平均睡眠時間

​​​​​​高校1、2年時:8時間
高校3年時:8時間
浪人時:6時間

主な勉強場所

自習室

理由:周りの生徒を意識することで、集中できた。また、先生にすぐに質問しに行くことが出来るため。

おすすめの息抜き方法

月に2日ほど、カラオケデーを設け、その数時間は思いっきりストレス解消に当てた。また、どうしても集中できない時が、月に1日程度あったため、適度な運動や思考の整理も兼ねて1人でどこまで無休で歩けるかチャレンジしていた。最高記録は10月の12時間。

朝の目覚ましを好きなアニメキャラの声優さんの声にしたり、予定よりも勉強できた日には好きなアニメを10分見ることが出来る権利など、自分のモチベーションをうまく保てるバランスの良い息抜き方法を考えていた。

モチベーションを上げる方法

自分の携帯の待受画面を早稲田祭の大隈講堂前ステージにしていた。自分も絶対にこのステージで踊るんだと決めていた。

自分なりの健康管理方法

就寝時間と起床時間、通塾時間、帰宅時間は基本的に必ず同じようにしていた。全て、本番を意識した時間に設定していた。

恋愛とのバランス

​​​​​​現役時は、彼氏の成績がすごく良かったため、自分はなんてだめなんだろうと悲観することも有り、彼氏に八つ当たりしてしまうなど、自分の中で彼氏との関係性に悩み、彼氏は現役合格したが、自分はできなかった。

卒業後、いつまでもひねくれてないで彼氏に見合う女性にならねばと奮起し、彼氏の支えも有り第一志望に合格した。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

努力は3ヶ月後に現れる。

誰と一緒に勉強したか

1人。誰かと話したくなった時は、母と電話したり、日本史の偉人と話すつもりで日本史の勉強をしていた。

勉強や受験に対する親のスタンス

特に口出しはなかったが、大学をやめ、浪人をすると決意したときには背中を押してくれた。模試の結果も、良い時は一緒に喜んでくれたが、悪いときの結果は聞かずにいてくれた。

母も父も自分に気を使って、健康面に注意した食事を作ってくれたり、環境を作ってくれた。

親にしてもらって嬉しかったこと

お金に関して、自分はアルバイトをして塾の費用を賄うつもりだったが、心配するなと言ってくれたこと。

どうしても集中できない時に、電話をするといつも「どうしたの」といいながら1時間でも2時間でも話に付き合ってくれたこと。

メッセージ

大学入学後の生活

私は「ワセジョ」にすごく憧れを抱いていました。それなので、自分の大学生活は常に、自分の頭のなかのワセジョを意識して過ごしてきたように思います。

恥ずかしげもなく早稲田のスウェットで登校して、授業中は授業内容を消化しつつ、時に携帯を触ったり、お昼はみんなで喋りながら過ごし、移動は基本早足で、授業が終わり次第、学生会館に走り所属していたダンスサークルの仲間と合流し切磋琢磨しながら練習、その後はラーメンを食べながら思いをぶつけ合い、語り合う。土日はサークルの遠征やバイト等、休みのない毎日を過ごす。時には、意見が合わず、友達と険悪なムードになったり、忙しすぎて体調を崩したり、1人でじっくり考え事をしたり、、、楽しいこと、辛かったこと全部含めてとても充実したワセジョライフ。1、2年の時は本当にそんな生活をしていました。

でも、3年生の時にサークルを引退して、ワセジョってこんな形だけのものだったんだっけ、とふと思い、自分の思うワセジョ像を考え直しました。私の中のワセジョは「毎日を最大限楽しみやりきっている人」というだけではなく、「自由な自分の信念を貫き、自立している人」でした。自分は前者の形ばかりに目を向けていて、本当の意味でのワセジョにはなれていなかったと思い、就職活動中は常に内面に向き合い、磨いていくことに専念しました。4年生になり、進路が決まった後、卒業までに真のワセジョになるためには何をしなきゃいけないかを考え、キャリア支援をしている学生団体で頑張ることにしました。今はそこで卒業する時に胸を張って真のワセジョになったといえるように、いろいろな人と話しながら日々努力しています。

私の大学4年間はやりきった感でいっぱいの毎日でした。大学はほとんどが自由な時間であり、自分のやりたいことがなんでもできる場所です。そのため、自分が何をしたいか、どうなりたいかが非常に重要になると思います。人生の中でこれほど自分のやりたいことと向き合える機会は他にないと思います。また同時に、学生から社会人へ、守られる側から自立し守る側へ、大きく人生の変わる時間でもあると思います。ぜひ、楽しいだけじゃなく、ぶつかり苦しみ成長できる大学生活を送ってください。

後輩へのメッセージ

自分はなんとなく教育学や心理学を学びたいと思っていました。でも、それが実際にどういうものなのか、大学に行ったら本当に学べるのか、全然わかりませんでした。ただ、本当にふわっとした理由で現役の時に受験に向かっていってしまいました。ゴールも目標もないまま、大きな壁を小さなジャンプで乗り越えようとしていたのです。もしかしたら、容量がいい人や賢い人は、それでも乗り越えられるのかもしれません。でも、自分には無理でした。授業もノートを取るばかりで、本質を理解しようとしていなかったですし、将来何になりたいのかも曖昧なままでした。

大学に入学し、初めて大学でどんなことが学べるのか、教育学や心理学がどのようなものなのかということが明確になり、私は受験を後悔しました。後悔したまま終わらせたくなくて、結局中退して浪人を決意しました。

大学に通ってみて、中退するまでに、将来のことや自分の生き方について色々考えました。自分のキャリアを考える中で、将来の夢を実現する最短ルートはこの大学ではないと痛感し、後悔なく中退することが出来ました。

その後は大学に入るため、というよりも自分の夢をかなえるために、ひたすら勉強し続けました。その頃、高校の同期は大学にサークル、バイトと賑やかな毎日を送る人が多く、なるべく目をそらしながら受験まで勉強し続けました。

結果、私は第一志望の大学に合格し、来年の4月から思い描いていた通りの職業につくことになりました。

大学に入るのは何のためでしょう?人によって違うと思います。でも、あくまで大学に入ることはゴールではなく、夢の通過点でしかないことを忘れないでほしいと思います。