時には蕁麻疹も。しかし勉強にはそれだけの価値がある!

プロフィール

ニックネーム

こっちゃん

出身高校

東京都立国際高等学校(国際科

進学先

上智大学経済学部経営学科 一般

入学年

2016年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

立教大学経済学部経済学科 センター3科
立教大学経済学部経済学科 一般全学部日程3科
駒澤大学経済学部経済学科 センター3科
駒澤大学経済学部商学科 センター3科

不合格だった学校・学部

早稲田大学商学部一般
早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科一般
早稲田大学社会科学部一般
 

志望校を決めた時期と志望理由

第一志望:早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科
時期:高3の夏

理由
高校2年の9月まで大学のことなんてあまり考えずふらふらしていたため、正直よくわかりませんでした。

恥ずかしながら、その頃はまだ自分の勉強したいことや興味があることもよくわかっておらず、経済系の学部なら社会に出た時にどんな仕事にでも応用が利きそうと思って、経済や経営系の学部を受験しようと決めました。

第一志望を早稲田大学にした理由は、大きくは、偏見かもしれませんが慶應義塾大学よりも早稲田の方が真面目なイメージがあって、自分に合うと思ったこと、知名度が高いこと、何よりも見学に行った時に見た新築の政治経済学部の棟に惹かれたことの三つです。

進学した上智大学は高校の先輩もたくさん通っているので、1年生の頃から漠然と、受験はするだろうなと思っていました。

1、2年生の時に友達とオープンキャンパスにも行き、四谷駅からの近さに惹かれました。

しかし、私の高校で上智に行く人は(ほとんどみんな指定校推薦かAOですが)、ほとんどみんな受かっていたので、一般入試しか視野に入れていなかった私も、早稲田を目指して受験勉強を頑張れば上智は受かるだろう、と思っていました。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

自分のしたいことがわからなかったので、とりあえず経済系の学部にしよう、というふうに決めたので、これといった悩みはありませんでした。

しかし今考えると、人生のうちでもかなり重要な決断をこんなふうに決めることはとても危険で、絶対にお勧めしません。

絶対にここがいい!という志望の学部学科がある方は別として、私のように特に志望の学部がない人は、受験する学部学科がどのような勉強をするのか、最低限どのような基礎知識が必要か、は絶対に調べておいて欲しいです。

私は結果的に上智大学経済学部経営学科に入学しましたが、選択の経済学科の授業を受けていると、自分が、全く数学ができないことに直面して、もし上智に落ちて立教の経済学科に行っていたらと思うと恐ろしいです(経営学科の講義に比べ、経済学科の講義には数学を使う授業が多いから)

志望校に関して、夢や希望やモチベーションは非常に大切ですが、時には現実的に考えることも必要だと実感しています。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

ダンス部に所属してイベントの際には振付を担当したこと、体育委員会に所属して体育祭実行に深く関わったことが大きいです。

この二つをしていたから大学でも得したことがあった!みたいなことはありませんが、思い出として、高校3年間しっかり勉強も楽しいこともした、という実感があるので、大学生活でもちょっと怠け気味になると、高校の時の楽しい忙しさに負けたくないなあと自制になります。

何より、高校時代の濃い3年間は一生ものだと思えることが今では誇りです。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

学校の授業の予習復習やテスト勉強以外の勉強は、0だったと断言できます。

なぜなら、授業自体がとても内容が濃くきつかったので、自宅学習でも学校の予習復習だけで手いっぱいだったからです。

母校は普通科でなく国際科だったので、毎日英語の授業とその宿題があり、それを終わらすのに必死でした。

家に着くのが、部活のある日は20時、ない日でも17時過ぎだったので、時間がたくさんあったわけでもなく、毎日しんどい!!!!と思っていた記憶があります。

英語だけがとてもしんどかったのですが、1年でTOEIC IPのスコアが150点、3年間では440点も上がったので、自分がしていた英語の勉強には自信があります。

使っていた英語の教材は、覚えている限りでVintage、青チャート、速読単語帳、Cutting Edge、clover、issues、洋書などです。

高二の夏に友達が夏期講習に行き始めたのに焦って、9月からお茶の水ゼミナールに通い始めました。

お茶ゼミは授業が9月始まりだったのでギリギリ間に合って受験に必要なことを1から勉強し始められて良かったです。

上の文章でわかるかもしれませんが、英語以外の科目は全く勉強していなかったので、国語と世界史を塾で勉強し始めました。高二の間は学校の授業、テストと塾の授業とテストのバランスが取れていたと思います。

高一のセンターが英語9割、国語7割、世界史2割
高二のセンターが英語9割、国語8割、世界史3割

くらいでした。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​夏までは体育祭の準備で忙しかったこともあって、塾と学校の授業の内容だけに集中して勉強しました。

夏休み中は夏期講習に追われながらも、毎日

・英単語(目標1日50語)と古文単語(目標1日20個)をとにかく覚えること
・英語長文と現代文読解問題と古文読解問題を1日1題ずつ解くこと
・世界史を初めから復習すること

を毎日のタスクとして頑張っていましたが、今思い返せばこれはヘビーすぎたし、かなり詰め込みすぎたかなと思います。

英語と国語はこれで身になりましたが、世界史は結局あまり伸びませんでした。

秋以降は学校の授業は爆睡で、塾の授業を頑張り、過去問も解き始めました。

英語と国語に関しては、過去問を解いてできない部分や新しい知識があれば入れ直し、世界史はとにかく覚えることを頑張りました。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時: 2時間(学校以外)
高校3年時:7時間(学校以外)

得意科目とその理由

英語

小学校6年間、英会話教室に通いつづけたことで、苦手意識を持つことがなかった

不得意科目とその対策方法

世界史

とにかく繰り返し何度も教科書や塾のテキスト、世界史の本や単語帳を読みました。
結果にはあまり繋がらなかったけど、、、

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:Vintage
理由:文法はもちろん、単語や熟語、会話表現など一気に勉強できる、1題1題が軽いため意気込まなくてもさらっと取り組める。

回数:数え切れない!

塾の活用方法

受験勉強は全て塾に頼りました。

塾の内容を勉強し、塾で勧められた参考書を解きました。学校終わりや休みの日は自習室にこもりました。

模試の位置づけ

世界史はしっかり復習し、英語と国語は間違えたことを確認する程度でした。

結果に関しては、初めの頃は一喜一憂していたのですが、過去問を解くようになってからは模試の判定と過去問の得点率があまり一致しなかったので、ひどい結果でなければ気にしないようにしていました。

高校の授業の位置づけ

1、2年生の授業はしっかり受け、テスト前だけ勉強するのではなく、普段から復習するのが良いと思います。

時間に余裕があるうちに勉強しておいて後で損することは絶対にないし、私は1、2年で死ぬほど英語を勉強したので3年になって英語の勉強がとても楽でした。

世界史に関してはその真逆で、とても後悔しています。

通学時間の活用方法

たまに速読英単語帳かでか単(お茶ゼミの英単語帳)で英単語を覚えていましたが、基本的には本を読んでいました。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:7時間
高校3年時:6時間

主な勉強場所

学校の図書室。

うるさい人がいてイライラして逆効果な日もありましたが、そういう時は塾の自習室に行きました。

うちの図書館は5時までしか空いていないという重大な欠点があったのですが、3年生の自習室のような雰囲気があったので一般受験の子がみんな集まっていて、それが励みになりました。

また、寒すぎず暑すぎず、温度管理が最強でした。

おすすめの息抜き方法

外に出てストレッチ、爆食い、ベッドの中で大暴れする、学校で友達と話す。

モチベーションを上げる方法

とにかくめっちゃ充実した理想の大学生活を妄想していました!

自分なりの健康管理方法

絶対に1日6時間は寝る。場所は問わずで、家で寝なかった時は高校の授業で寝ていました。

友達からは、高3の私が授業で起きていた記憶がない、と今でも言われます。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

お茶ゼミの先生「ウィークリーテストに名前が載り続けるような奴が志望校受かる!」

お茶ゼミのウィークリーテストは前の週の内容をテストした結果が70点以上か80点以上の10名だけ名前が載るのですが(100点が10人ならその人達だけ)、確かにこのランキングに名前がたくさん載っている子は安定して頭が良かったし良い大学に受かっています。

受験に関してはいかにストップせず高いレベルを維持できるかだと感じました。

誰と一緒に勉強したか

高校と塾が一緒の仲が良い友達

勉強や受験に対する親のスタンス

口を出してくることは全くなく、全力で応援してくれました。

親にしてもらって嬉しかったこと

なんでもない日にケーキを買ってきてくれたり、無理やり塾を休ませてドライブに連れて行ってくれたり、たまーに塾の送り迎えを車でしてくれたり、あげたらきりがありません。

メッセージ

大学入学後の生活

私はまだ1年しか大学生活を経験していませんが、本当に楽しいです!

自由な時間が格段に増えるのでバイトや、これまでできなかった経験ができます。また、大学はとても広いのでいろんな人に出会えるのが醍醐味だと感じています。

高校からははるかに大きくなった世界で、対人関係を学べるのが大きいなと日々感じています。

怠けてしまうと全く無意味な時間を長く過ごすことになってしまうので、自己管理に気をつけて生活することですごく充実していると感じます。

テスト前に2徹してしまったり、空き時間に友達とランチに行ったり、サークルにすごいかっこいい先輩がいたり、本当にクズみたいな人に出会ったり、モデルがキャンパスを歩いていたり、図書室で4時間寝続けたり、毎日に何かしらイベントがあって、大学生って本当に楽しいです。

後輩へのメッセージ

母校は高校受験の第一志望校で、一目惚れして受験した学校だったので、高校生活は今のところ人生の中で一番楽しかった瞬間です。

英語は死ぬほど勉強しましたが、それ以外にも部活や体育祭などの行事に積極的に参加したことは本当に良かったと思っています。

高3の夏休みまでに学校行事はやり切ったので、特に悔いなく受験勉強をすることができました。高校生活は絶対に後悔を残さないようにしてください!

大学の受験勉強は本当に辛いと思います。私は夏あたりからずっと「AO入試にすればよかった!!!!」と思っていました。

1月から合否が出るまでは、胴体に蕁麻疹がすごく出て、もうストレスでしかありませんでした。

本当に本当に辛いと思うこともあると思いますが、大学受験はとても重要です。

やりきったって気持ちがあった方が大学生活も素直に楽しめます。

また、就職のことなど将来のことも考えると、やはりどんな大学に通うかは大事だと思います。

蕁麻疹出るまで勉強する価値があると思います。

終わってしまえばなんてことはないし、こんな大変な思いするのは今だけ!とポジティブに頑張ってもらえたら良いなと思います。