プロフィール
ニックネーム
しょーへい
出身高校
私立成立学園高等学校特進Sコース
進学先
上智大学総合人間科学部心理学科
入学年
2012年
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
早稲田大学文学部 商学部(一般)
中央大学 商学部 フレックス方式(一般)
学習院大学 文学部 心理学科(一般)
上智大学総合人間科学部心理学科(一般)
埼玉大学経済学部 センター利用方式(一般)
不合格だった学校・学部
明治大学 文学部 臨床心理学コース センター利用方式
早稲田大学 社会科学部
早稲田大学 政治経済学部 国際政経学科
志望校を決めた時期と志望理由
第一志望:早稲田大学 商学部
時期:高3の5月頃
理由:
絶対に社長か専門職にしかなりたくないと考えていました。
専門職の1つとして自分に向いていそうだと思った公認会計士を目指すために商学部を。早稲田は雰囲気が好きだったから。
結果的に上智に進学した理由:
その当時の自分では、自由な環境に行ってしまうとろくに勉強しないであろうことを予想しました。
そのため、なかなかに勉強させられると評判の上智の心理学科に行った方がいいのではないかと考えました。
心理学科は、臨床心理士という専門職になれる進路も見えていましたし。
もう1つ後押ししたのは、上智の方が圧倒的に可愛い女の子が多いと当時は思っていたからですね。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
商学部系、絶対にMARCH以上がいい程度の方針。。。
しかし今考えると、将来自分の目指せる選択肢が広がるところや、現状の自分の夢を叶えた人が多い大学などを選ぶべきだと思います。
高校生の考える将来はあまりにも視野が狭いです。むしろ大学に行くこと自体が正しいのか1度自問し、調べまくったほうがいいと思います。
大学4年間の先にある自分の人生を見通して選んだ大学ならばこそ、やる気も出るのではないかと。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
特進クラスは部活が暗黙のルールで禁止だったので、友達とよくバカなことをしていました。
その時のヤンチャな時代の経験があるからこそ、大学時代は遊ぶだけの生産性のなさに気づいており、自分に投資したり大学での勉強に真剣に向き合ったりできました。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
特進クラスだったので、毎日英文法や英単語のテストを受けさせられていました。
また、授業で聞いた内容をその授業の間に覚えてしまえるようには工夫していました。
そうすることで宿題をほぼしませんでした。捻出した時間は読書やゲームに消えていましたね。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
英語が本当に嫌いだったので、春から秋まではほとんど国語と世界史の勉強しかしませんでした。
好きなものから始めることで、長時間自分で勉強することを習慣化しました。英語の長文読解も結局は国語ができれば高得点がとれますし。
覚えるだけでいい英単語や英文法の復習を最後に一気にやりました。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時:学校での授業と休み時間のみ 大体6限まで
高校3年時:授業に加えて休憩50分ぐらいを含む6時間 学校の自習室やカフェで
得意科目とその理由
世界史
昔から特に歴史小説をよく好んで読んでいたからだと。高校1、2年時は、自分から図書館に籠って世界史の本を読み漁っていました。
国語
本を読むのが小さい頃から本当に好きだったから。あとは、高校3年の時に論理的な解き方を教えてくれる現代文と古文の先生に出会えたからです。
不得意科目とその対策方法
英語
自分でやるのはしばらく嫌だったので、英語の先生をよく捕まえて補習をしてもらってました。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
英語:ネクステージ
理由:幅広いレベルをカバーできる
回数:5回
世界史:山川の教科書
理由:センターは絶対に教科書に書いてあることからしか出ない
回数:4回
塾の活用方法
高校が予備校みたいなものだったので、予備校は模試以外とうとう利用しませんでした。
模試の位置づけ
定期的に絶対に受けさせられるものなので、ほとんどがやりっぱなしでした。
復習すれば、その分は力がついたとは思います。合格判定は無視し、自分が全体のどこらへんの層に居るかだけは意識して見ていました。
高校の授業の位置づけ
まずは、好きになれるところを探したらいいと思います。先生でも内容でも。
通学時間の活用方法
満員電車の中ではキクタンなど。
歩いている時には、様々に英語や世界史の覚える系のものを見ながら歩いていました。友達に教えたり等アウトプットしまくるのもいいです。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時:7時間
高校3年時:7時間
主な勉強場所
学校の教室
集中力が切れた時に、気軽に対話できる仲間がたくさんいたから。
おすすめの息抜き方法
友人との対話
うちのワンコとじゃれあう
モチベーションを上げる方法
好きになること、好きになれないものは強制的に習慣化するよう仕向けること。
夜寝る時に繰り返し脳に「あそこに受かるぞ」と言い聞かせて、潜在意識を利用した。
自分なりの健康管理方法
絶対に7時間以上は寝ていた。
うがい手洗いをかなり意識して行なった。
恋愛とのバランス
よく勉強を教えていた。
高3では、自然と互いに勉強に意識が向いた。
受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉
やった分だけ絶対に自分のものになる。
「賽は投げられた。」
誰と一緒に勉強したか
教室の同級生
勉強や受験に対する親のスタンス
基本は自由にさせてくれた。模試で国語が全国1位になった時のことなどは未だに人に自慢しているが。
親にしてもらって嬉しかったこと
なにも言わず、ひたすらご飯を作ってくれ、起きれないときは必ず起こしてくれたことには感謝しています。
メッセージ
大学入学後の生活
女の子が早稲田よりも多かったから上智にしましたが、、自分が大学においてはちょっと特異な人間というのもあって周りと価値観が合いませんでした。
1、2年はサークルにもいくつも入って自分の居場所を探してみましたが、とにかくみんな話す内容(金、女、酒とか)が面白くない。。。
彼らが就活になってようやく将来について考え出し、本当に困って、結局苦労してあまり目指していたところに行けなかったのをよく見ました。
大学になって、自分で自分の時間を裁量できるようになります。言い換えれば、自分に自分が責任を負うようになります。
大学進学できるようなレベルの高校生でも進んで企業でインターンしている子もいる時代です。そのまま正規雇用というケースもどんどん出てくるでしょう。敢えて大学に行く必要もなくなってくるこれからの時代で、なんのために大学に行くのか分かって行動できていなければ、4年後に愕然としているのは自分です。
遊んだりはっちゃけるのも必要なことですが、絶対に自分をこれからどうするのか考えないといけない時期が大学だと周りを見ていて感じました。
また、社会で失敗したくなければ、大学4年間で気になったことをやってみて失敗しまくってみたらいいと思います。自分はこれに気付くのがとても遅かった。
3年からは、被災地支援団体でのボランティア活動や発達障害児のケアをする施設の活動に行ったり、自分でネットビジネスしてみたり、いろいろやってみました。
それぞれの場で失敗したり、様々な人に会って本当によく価値観が変わりました。かけがえのない財産です。
上智大学は、内部のコミュニティだけで生活が完結している人が多いし、そういう風潮があるように感じます。
外にももっと良いものがあるかもしれないということを意識して行動してみてください。周りの普通が将来の自分にとってもよいのか確認してみてください。
ただまぁ、上智の女の子は可愛いですね。
後輩へのメッセージ
毎回の授業に目的意識を持って能動的に取り組むことが大事だと思います。この習慣は今後の人生でも重宝します。受動的に受けている英単語テストや授業で覚えていたものはほとんどありませんでした。
遊ぶことや恋愛も必要かもしれませんが、大学に入って様々な社会体験をしてみてからは、高校時代では勉強や自分の将来について考える時間を優先した方がよいと思うようになりました。
周りに流されず、自分の中の優先順位を決めて、その通りに行動できたらとても良いと思います。
学校でトップの国語の偏差値なのに、トップのクラスの現代文の先生の教え方が酷すぎて、ちゃんと教えてくれていると感じた下の現代文のクラスに喧嘩してまでも移籍したりしました。
自分に必要なことはなにか、それを得るためにはどうすべきか、そして実際にそれを得ること、これらを断固として繰り返して自分を高められたら良いです。
断固として行動していくためには、高1ぐらいからどんどん社会に関心を持って、自分の個性を知って、大学の先の人生の目標まで考えていく習慣があるといいと思います。