受験は人生で一番勉強する機会!懐かしく振り返れる時がいつかきっと訪れる

プロフィール

ニックネーム

S.K

進学先

上智大学外国語学部一般入試

入学年

2016年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

上智大学外国語学部一般

不合格だった学校・学部

早稲田大学国際教養学部一般

志望校を決めた時期と志望理由

英語・国際関係の学部にしようと決めていたので、あまり悩みませんでした。

成績と興味関心から消去法で英語の道かな、と漠然と考えただけでしたが。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

高校二年生までは吹奏楽部で練習に励んでいて塾に通い始めたのも高二の冬が最初でした。

私立の中高一貫校に通っていたのですが、私としては、高三になるまでは学校の勉強をしっかりやっていれば塾は行かなくても平気でした。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

ほとんど学校の予習復習、テスト勉強のみで、特にこれといって受験を意識した勉強はしませんでした。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​過去問をいつ始めれば正解なのか、今でもわからないです笑。

ただ、冬休みまで全く過去問に手をつけないと、結構焦ります。

国語は塾の復習をやっていただけで、あとは漢字と用語、というのをずーっと続けていただけでした。

一年通して特に変わらず同じことを違う問題で続けていました。

国語の過去問は正直冬までやらなかったのですが、塾の演習では常に先生が問題作成の際に過去問を取り扱ってくれていたのでそんなに問題はありませんでした。

ですがセンターだけはうまく点数が取れないまま試験になってしまいました。

英語はターゲットで単語をやっていましたが嫌いだったので、単語は長文の中で覚えるようにしていましたが、最低限の単語と文法は夏休みまでに覚えるべきだと思います。

ターゲットでいうと1〜1,000までくらいです。

夏からは少し過去問を始めたり、塾で新しい問題を解いたりして演習に入りました。

世界史は出題範囲を全て授業で終えるのに冬までかかってしまうので焦りがちですが、夏休みに今までのところを完璧にして問題演習を行っておけば、あとは秋からは新しい知識をその場で覚えて冬休みに演習すればいいだけなので夏休みに問題集を授業でやった範囲まで一、二周しておけば平気でした。

世界史を勉強するときは最初から細かい用語などを詰め込もうとしないことが大切だと思います。

まずは主な流れをつかむべきです。

学部によっては現代史しか出ないところもあるので、そのチェックは早めにしておくべきです。

もしそうなら現代史以前の範囲は必要ないので全く学習プランが変わると思います。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:平日2時間/休日3時間
高校3年時:平日3時間/休日5、6時間

得意科目とその理由

歴史

学校の歴史の先生の教え方が上手で、塾に行かなくても点数がいつも安定して良かったです。

覚えればいいだけだから、というのが一番の理由なのですが、流れを最初につかんで、あとは単語などを詰め込んでいくようにすれば、記述にも単語問題にも対応できるようになりました。

あまり頭を使わなくても覚えた分だけできるようになるのが暗記科目のいいところだなと思います。

不得意科目とその対策方法

現代文

現代文だけは高二の冬から塾に通い、そこで出会った先生に結局一年間お世話になることになりました。

現代文の頻出単語の意味を覚えたり、漢字を完璧にしたりして初歩的な部分で点数を絶対落とさないようにしました。

あとは塾で問題演習をしてその復習をしました。

復習ではどのように答えを導いたのかを授業の時のメモを見ながら自分で再現していました。

解いた問題の要約練習もなるべくやって先生にみていただいていました。

そんなこんなでいつの間にか国語のおかげで合格するまでになっていました。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

いろいろな参考書を買ってみたものの、結局はあまり使わずに、自分にあっていた学校や塾で配られたものを使い込むようにしました。

塾の活用方法

塾は現代文・古文・英語のみ行っていたのですが、先生との相性で全てが決まると思います。

私は河合塾に通っていましたが、評判のいい先生を検索してその授業を取るようにしていました。

自分のモチベーションを上げてくれるような先生を見つけてその人についていけば効果は絶大だと思います。また、自習室もなるべく活用するようにしていました。

長期休みは家だとだらけてしまうので自習室に行って机にとりあえず向かうようにしていました。

周りも一生懸命やっているので、かなり励みになりました。

模試の位置づけ

模試の結果は重要視していませんでした。実際、いつもできなかった国語が受験本番で素晴らしく点数を稼いだり、いつも安定してよかった英語が本番では半分もできなかったり・・・模試は基礎レベルの問題しか出ないので、模試の点数がいくら良くても実際の本番ではそれだけでは太刀打ちできない問題ばかりでした。

基礎レベルの学力を見るのにはいいけれど、過信しないほうがいいですし、できなくても焦ることはないと思います。

高校の授業の位置づけ

私はほとんど今までの学校の勉強のおかげで基礎を固めることができて、受験用の問題対策として塾に通っていただけのようなものでした。

学校の勉強を雑にしてしまった時期は、学力も下がったので、やはり学校でしっかり勉強するという習慣をつけておいた方が得だと思います。

通学時間の活用方法

寝てました笑

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:5時間
高校3年時:5時間

主な勉強場所

学校で朝図書館に行って勉強すると、意識を高めることができました。

おすすめの息抜き方法

ずっと同じ姿勢だと疲れるので音楽を聴きながら、塾の階段を上ったり降りたりしてました。

モチベーションを上げる方法

自分の使っている教科書や参考書にメモなどをたくさんして自分だけのものを作り上げることで、「勉強してるな」と一目見てわかるように使い込むことがモチベーションに繋がりました。

自分なりの健康管理方法

試験前はR-1を飲んでました。効いていたのかはわからないのですが、気休めにはなりました。

あとは、寝てました。

誰と一緒に勉強したか

意識の高い友人

勉強や受験に対する親のスタンス

ずっと口出しせず全て私に任せてくれ、応援してくれました。志望校も塾の講座も全て私がやりたいようにやらせてくれて、本当に感謝しかないです。

親にしてもらって嬉しかったこと

毎日のお弁当が嬉しかったです。休日も塾にお弁当を持って行って、それを食べる時間が1日の中で一番の楽しみだった気がします。

メッセージ

大学入学後の生活

高校の時は漠然と英語で勉強するところに進学しようと思って入ったのですが、実際一年間で英語のレベルがどのくらいアップしたかと言われると微妙でした。

大学では自由が増える代わりに責任も増え、自分次第で何もかもが変わっていきます。

授業も自分で組み立てられるし、サークルもバイトも人それぞれ。頑張れる人は頑張れるし、本当に十人十色です。

人間関係のネットワークも自分次第で広げていけるので、いろんな考えや環境を知れて面白いです。

例えばバイトではお金を稼ぐことの大変さが身にしみて感じられますし、上下関係の取り方の難しさも日々痛感しています。

将来何がしたい、と強い目標を持って大学に入る人もそんなに多いわけではないので、そこはまだ高校の時は迷ってても全然いいと思います。

私もまだこういう仕事に就きたいとかが決まっているわけではないのでバイトや留学などをして何か自分が興味を持てそうなもの、向いてそうなことを探している状態です

でも、あんなに勉強したのは今までもこれからもない、と周りの子はみんないうので、その苦しみもいつかは良い経験として振り返る日がきっときます。

頑張って下さい。

後輩へのメッセージ

英語の学部に行きたいのに、試験本番直前にセンターで失敗してから本当に英語ができないことに気づき、一回も合格点を超えないまま私立大学の試験に突入しました。

そこで歴史と国語のおかげでどうにかカバーして現在浪人を免れ大学に通えているのですが、科目によって好き嫌いがあってもかける時間は同じくらいにしてなるべく得意不得意を減らさないと本番では何が起こるかわからないんだなと強く思いました。

また、推薦入試の子が続々と試験を終えていくのは本当に辛くて妬みましたが、そんな中でも前を向いて頑張る一般入試の友人たちと一緒に勉強できたからこそやってこれたなと思います。

お互い辛い時こそ友達の存在は貴重でした。塾には友達はいなかったのですが、あえて作らないほうが緊張感が保てたので私としてはよかったです。

過去問に関しては本当にセンター後に始めたようなものだったのであまりにギリギリすぎてこんなのでよく受かったなと自分でも思います。

精神がやられそうになるので本当にお勧めしません。

あとは学校でも塾でも先生をフルに活用させていただくことが大事だと思います。