上智には受かったものの、本気で臨まなかったので後悔が残ることに…

プロフィール

ニックネーム

しーちゃん

出身高校

私立恵泉女学園高等学校

進学先

上智大学経済学部経営学科

入学年

2016年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

上智大学経済学部経営学科(一般)
立教大学経営学部(一般)
明治大学商学部、経営学部(一般)

不合格だった学校・学部

早稲田大学社会科学部(一般)
早稲田大学商学部(一般)
 

志望校を決めた時期と志望理由

時期:高校三年生の夏

理由:
もともと早稲田に行きたく、さらにマーケティングに興味があったが、自分が本当にやりたいことがわからず、社会科学部の様々な分野にわたって学べるということに魅力を感じたから。

進学先の上智大学自体には当初はあまり魅力を感じていなかった。ただ、興味のあった経営学部ということで受験した。

入学は上智大学の経営学科と立教大学の経営学科と明治大学の経営学部、商学部で悩んだが、早慶上智と言われていることなどもあり、上智大学に入学することに決めた。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

自分が本当に学びたいこと、興味のあることがわからず悩んだが、オープンキャンパスなどで様々な模擬授業を受けて志望を絞っていった。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

部活(硬式テニス部)に全力で取り組んでいた。それにより、最後まであきらめない力や、辛いことがあってもそれを乗り越える力などがついた。

部活での経験は自分にとって自信となり、辛いことがあったときに自分に頑張る力をくれる。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

定期テストはしっかり勉強していましたが、普段は部活に夢中で日頃から復習ができていたわけではなかった。

だが、宿題はしっかりやっていた。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

高校二年生の三月で部活を引退したので、高校三年生の春から塾に通い始めた。そのときから勉強は塾主体でやっていた。

塾がない日もほぼ毎日自習室に行き、お昼を友達と食べ息抜きをしていた。

夏休み前は、英語は単語と文法の勉強と塾の授業で扱った長文読解をやった。

夏休みは数学の基礎固めにほとんどの時間を費やした。

夏休み以降は全ての科目を均等にやったが、数学は問題を何度も解かないと力がつかないので、数学に一番時間を費やした。

センター後も過去問を解きに自習室に通っていたが、2月からは自宅で勉強していた。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:1時間
高校3年時:4時間

得意科目とその理由

英語

学校が中高一貫校で、英語教育に力を入れていたため。

不得意科目とその対策方法

古文

単語や文法などひたすら基礎を勉強した。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:河合塾のテキスト
理由:志望校のレベルに合わせて勉強できる。
回数:予習をし、復習は最低二回以上。

数学:短期集中ゼミ 数学ⅠA ⅡB
理由:基礎を叩き込めば、応用問題も解けるようになる。
回数:できるようになるまで。

古文、現代文:河合塾のテキスト
理由:志望校のレベルに合わせて勉強できる。
回数:古文はすらすらと読めるようになるまで何回も繰り返し文章を読む。現代文は予習と復習をしっかり。

塾の活用方法

河合塾に通っていた。

とっていたのは早慶大英語、早大現代文、早大古文。

学校ではなく塾主体で勉強を進め、塾の先生に言われたことをしっかりこなしていった。

河合塾のテキストをやりこんだ。

模試の位置づけ

普段の自分の勉強の成果を試す場として活用していた。

マーク摸試に関しては、復習をしっかりしていたが、記述摸試を受けっぱなしにしてしまい、受験前に復習がたまってしまったので後悔している。

高校の授業の位置づけ

高校の授業をきちんと受け、基礎力をつけることで、後々受験に役立つことがたくさんあるので、高校の授業の予習復習をしっかりするべき。

通学時間の活用方法

音楽を聴いてリフレッシュしたり、単語を覚えたりしていた。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:5時間
高校3年時:5時間

主な勉強場所

新宿西口のサンマルクカフェ

理由:雰囲気が落ち着いており、静かで、机が広いから

おすすめの息抜き方法

音楽を聴く、友達と談笑する、テレビを見る。

モチベーションを上げる方法

志望校に受かり楽しそうに大学生活を送る自分を想像する。

自分なりの健康管理方法

食事はしっかりとる。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

塾の英語の先生の「基礎がある意味一番難しい。基(もと)になる礎(いしずえ)だから。基礎が出来てない人が早慶上智の問題なんか解けない。」

いう言葉が印象に残ってます。

早慶上智レベルの応用の問題集などを解くべきだと思ってしまいがちですが、すべての科目において基礎を固めることが重要なのだということに改めて気付かされ、その後の勉強の進め方に大きく影響した言葉です。

誰と一緒に勉強したか

志望校が一緒の高校の親友

勉強や受験に対する親のスタンス

特に口出しはなかった

親にしてもらって嬉しかったこと

受験期以前と同じ接し方をしてくれたので、プレッシャーなどを特に感じることなく自分のペースで、自分の意志で頑張れた。

メッセージ

大学入学後の生活

大学生は高校と比べて何もかもが大きくなると思います。

それは活動範囲も、遊びの範囲も、交友関係も、教室も、学ぶ分野もすべてにおいてです。

高校時代と比べて、活動が自由になる分、自分で責任をもって行動することが多くなると感じます。毎日友達と遊んだり、アルバイトをしたりして自分の使いたいように時間を使っています。

個人的には、友達と遊ぶ時間が一番多いです。おいしいものを食べに行ったり、旅行したりしています。時間がたっぷりあるからこそ今しかできないことがたくさんあり、自分のやりたいことに挑戦できるのが大学生の特権だと思います。

授業は必修などもありますが、自分の組みたいように履修を組めるので、どのくらい勉強するのかはその人次第だと思います。

私は、興味のある分野について、深く学ぶことができるので面白いと感じています。

とにかく、時間がたくさんあるので、自分が挑戦したいと思い、勇気をもって1歩踏み出せば様々なことに挑戦できるし、自分の世界がどんどん広がっていくと思います。

後輩へのメッセージ

私は自分の受験勉強に対して後悔しかありません。

たった一度の大学受験なのだからもっと本気でやればよかったと後悔しています。

冬頃から本気になり始めたのは本当に遅すぎました。しかし、それでも私が受験でそこまで失敗しなかったのは、高校1、2年生のうちに基礎を習得できていたからだと思います。

高校1、2年生のうちは受験を意識して勉強をする必要はないと思うけれど、学校の授業を真面目に受け、予習、復習することは絶対に後で自分の役に立つし、欠かさずにやることが大切だと思います。

また、勉強以外でも何か自分が一つ頑張れることを見つけて頑張ってみることも大切だと思います。

困難にぶつかっても、それを乗り越えられた経験は後で絶対自分の役に立つし、自分を大きく成長させてくれると思います。

なので、何か自分が夢中になれるものを見つけ、勉強とのバランスをうまくとりながら、高校生活を目一杯楽しむべきです!