プロフィール
ニックネーム
えり
出身高校
清泉女学院高等学校
進学先
上智大学経済学部経営学科
入学年
2016年入学
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
明治学院大学経済学部国際経営学科(一般)
東京理科大学経営学部経営学科(一般)
不合格だった学校・学部
慶應大学法学部政治学科(一般)
慶應大学文学部(一般)
早稲田大学国際教養学科(一般)
志望校を決めた時期と志望理由
第一志望:慶應大学
時期:高校1年
理由
慶應大学になんとなく憧れを持っていたからです。
私は小学校の時、イギリスに住んでいた経験があり、その時の友達がみんな慶應大学に通っていたことも影響されました。
上智大学に進学を決めた理由としては、上智大学は国際的なイメージが強かったからです。
留学生や帰国子女が多いと聞いていたので、魅力に感じました。
また、早慶上智と言われていて、偏差値も高かったので、進学することを決意しました。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
慶應大学に行きたいとは思っていたのですが、具体的に行きたい学部、学科などはありませんでした。
私は将来やりたいことが特になかったので、どこに進学するかとても悩みました。
高校2年になり、受験について真剣に考え始めた時にまずは行きたくない学部から削っていき、最終的に消去法で学部、学科を選びました。
受験するときも一つの学部に絞るのではなく、いろいろな系統の学部、学科を受験しました。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
私は中高一貫校に通っており、中学の時から音楽部に所属していました。
音楽部はコンクールで全国でも毎年金賞を受賞するような部活で、毎日朝練、放課後練は欠かさずありました。
部活は団体でやっていたので、仲間とともに同じ目標に向かって達成する喜びを体験出来たのはとても大きかったです。
練習はつらいこともたくさんありましたが、それを乗り越えて、精神的にも強くなったと思います。
また、とても人数の多い部活だったので、後輩をまとめたり、みんなと協調することを学べました。
委員会では、高校2年まで全く委員会経験はなかったのですが、高校2年の時、はじめて生徒委員になりました。生徒委員とは、学校の代表であり、常に学校と生徒のために働かなくてはいけない仕事です。
私は高校2年、3年と2年間やりました。正直、部活もとても忙しかったので、委員会との両立はとても大変でしたが、学校の代表として、常に責任をもって行動することの大切さを学びました。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
高校1年の冬から英語だけ予備校に通いました。また、高校2年では、国語も通い始めました。
しかし、高校1、2年のときは、基本的に学校の勉強をしっかりやっていました。
定期テストはもちろんですが、小テストも満点をとるよう勉強していました。
予備校の勉強としては予習、復習をやっていました。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
高校3年になってからは、学校の勉強ではなく、予備校の勉強中心に変えました。
夏までは、いつもと変わらず、予習、復習をやっていました。
夏休みは基礎固めと、苦手なところを徹底的に克服するために、何回も苦手なところを反復していました。
しかし、世界史だけは通史が重要だと思い、通史を終わらせるようにしました。
秋からは、センターの過去問を練習代わりに解いたり、実践的な勉強をはじめました。
大体11月ごろから赤本を解き始め、多いもので10年分、短いもので3年分は最低でも解きました。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時:1時間
高校3年時:6時間
得意科目とその理由
英語
理由:小学校の時、父親の仕事の関係でイギリスに4年間住んでいたからです。
不得意科目とその対策方法
国語
理由:夏休みに一冊、現代文、古文、漢字の参考書を買い、それを徹底的にやりました。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
英語:全解説頻出英文法・語法問題1000 (桐原書店)
理由:私は文法が苦手でしたが、この問題集をやって解答を熟読し、文法を克服できたのでおすすめです。
回数:5回
国語:現代文解法の新技術(桐原書店)
世界史:標準問題精講1000(旺文社)
理由:基礎の問題から発展の問題まで幅広くのっていて実力がつきました。
回数:3回
塾の活用方法
通年で河合塾の遠藤先生の英語、菱山先生の現代文、沼田先生の世界史をとっていました。
模試の位置づけ
模試の判定は特に気にしていなかったです。
しかし、高校3年の夏休みに、高校1年の模試からそれまで受けた全部の模試で間違えところを復習しました。
高校の授業の位置づけ
自分なりの勉強法が見つかっているのであれば、学校の勉強に重きを置く必要はないと思います。
通学時間の活用方法
小テストの勉強などをしていました。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時:8時間
高校3年時:6時間
主な勉強場所
自分の部屋。私はまわりに人がいる中で勉強するのが好きではなかったので、家から出ずに自分の部屋で勉強をしていました。
おすすめの息抜き方法
友達としゃべること。学校にいるときは基本的に休み時間など勉強をせずに、ひたすら友達としゃべっていました。
モチベーションを上げる方法
大学に入ってからやりたいことリストなどを書いて頑張っていました。
自分なりの健康管理方法
絶対に睡眠はとるようにしていました。私は寝ないと本当にダメな体質なので、睡眠はきちんととるようにしていました。
受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉
「やった時の後悔よりも、やらなかった時の後悔のほうが大きい」
誰と一緒に勉強したか
高校の友達
勉強や受験に対する親のスタンス
なにも言われませんでした。
親にしてもらって嬉しかったこと
ご飯を欠かさず作ってくれたり、毎日お迎えに来てくれたりしたことはとても感謝しています。
メッセージ
大学入学後の生活
大学はとにかく自由です。
自分のとりたい授業をとり、時間を自由に使えることができます。
高校の時にできなかったことにもチャレンジできる時間ができたり、旅行に行ったりと何でもできます。また、高校の時と比べて違うのが、いろんな人に出会えるということです。
大学は規模がとても大きく、いろんな人がいます。たくさんの出会いがあり、とても刺激になります。
大学生は時間がある分、積極的にいろんなことにチャレンジをすることが大切だと思います。
私は自分の時間をできる限り作りたいと思い、サークル活動には参加していません。
平日の放課後は基本的に週3でバイトをし、バイトがない日は友達とご飯に行きます。
大学では夏休み前と春休み前に大きなテストがあるので、勉強はテスト前にはしますが、普段は宿題やレポートが無い限り、あまりしていません。そのかわり、英検やTOIECを受けようと思い、勉強しています。
私は国内でも国外でもとにかく知らない世界をみてみたいので、大学に入ってからいろいろな場所に出かけていて、そのためにバイトを頑張って、好きなことをする時間が増えてとても楽しいです。
勉強に行き詰ったら大学に入ってからやりたいこと、挑戦したいことを考え、モチベーションをあげるのもいいと思います。
後輩へのメッセージ
今思えばあんなに勉強する1年はもうないと思います。
毎日勉強しかすることがなく、成績がのびなかったりつらいこともたくさんありましたが、私一人がつらいのではなく、友達もみんな頑張っているのだと思って頑張っていました。
私は受験を通して友達の大切さに改めて気づかされました。
友達に会うだけで元気をもらえたり、しゃべっている時間がとても息抜きになりました。勉強のことを忘れることができ、友達といるときは高校生として楽しんでいました。
高校の行事も全力で取り組み、最後の1年間は高校生として学校では思いっきり楽しみ、思い出をたくさん作るよう心がけていました。
勉強と遊びのメリハリがとても重要だったなと思います。
勉強面では、どこの大学にも入れなかったらどうしようとか不安になることもたくさんありましたが、とりあえず目の前のことをやろうと思い、計画をたてて、それ通りに勉強を進めていきました。
塾のチューターや家族と相談しながら計画を一緒に立ててもらいました。私は計画を立てないと何をやったらいいのかわからなくなるタイプだったので、これはとても良かったと思います。
大学受験のことを考えると不安で涙が出そうになると思いますが、こんなに勉強することはもう人生でないのだから、1年くらい勉強に一生懸命になってもいいじゃないかと気楽に考えることが大切です。