部活をやりきることが勉強への自信にもつながる!成績の伸び代も大きいぞ!

プロフィール

ニックネーム

K・K

出身高校

東京都私立穎明館高校

進学先

上智大学総合人間科学部社会学科(一般)

入学年

2016年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

上智大学経済学部経営学科(一般)
上智大学総合人間科学部社会学科(一般)
明治大学経営学部(一般)
日本大学商学部(N方式)

不合格だった学校・学部

上智大学法学部国際法学科(補欠)
上智大学総合グローバル学部

志望校を決めた時期と志望理由

第一志望:上智大学経済学部経営学科

時期:高3の夏休み

理由:上智はオシャレで女の子が可愛く、野球もしたかったから。結果的に進学した総合人間学部の各学科は、人数が60人程度と少なく、みんなで仲良くできそうな点に惹かれた。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

将来どのような仕事に就きたいかを軸に考えたが、結局決まらなかった点。

よほど変わった学部でない限り、大学に入ってからでも将来の進路は変えられると思うので、すこしでも興味のある学部にいくべき。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

高校野球。高校野球での悔しさが、大学でも野球を続ける可能性を残したいと、上智大学にこだわるきっかけをくれたと思う。

上智にこだわったのは、難関私立といわれる早稲田や慶應は推薦で選手をとっているが、上智はとっていないため、試合に出場できる可能性があると思ったから。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

野球で忙しかったので、基本的には授業だけ。

しかも、板書は黒板を丸写し。テスト前には暗記科目を徹底的に覚えこんだ。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

春には部活がまだあったので、勉強は基本的に授業だけ。志望校をなんとなく考え始めた時期。

夏は部活を引退し、夏休みから本格的に勉強を開始した。英語は単語を基礎単語から見直し、文法は中学生レベルからやり直した。夏は英語中心の勉強だった。

秋には、英語は、単語も定着し始め、文法も基礎はおさえたので、長文のレベルを少しずつ上げていった。模試で古典や世界史が弱いことが露呈したので基本的なことから始めた。そして、秋からは過去問をはじめ、MARCHの併願校を先に解き、そのあとは上智を中心に解いた。

センター試験前は、センター試験用の基本的なことばかりしていた(特に、現代文・世界史)。

センター試験後は、上智用の勉強に特化した。

英語はとにかく長文を読むことに慣れようとし、正誤問題、会話問題に多く取り組んだ。

世界史は基本的なことの定着に専念し、年号も覚え始めた。現代文は過去問で問題の癖を把握するように努めた。

古典は文法と単語だけでなく、主語が入れ替わるルールなど文章を読みやすくする工夫を頭に詰め込んだ。

直前期も勉強の仕方は特に変えなかったが、過去問は一日一年分やっていた。(本番2日前まで)

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:0時間(授業は聞いている)
高校3年時:8時間(夏休み以降)

得意科目とその理由

世界史

小学校の頃の塾で、社会科の先生が面白くて、興味を持つようになったから。

不得意科目とその対策方法

現代文

上智の問題では全く点数が安定しなかったので、センター試験の過去問のような答えが明確で解説を読んだら理解できるものを使い、論理的に文章を読み解くことができるように訓練した。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:会話問題のストラテジー(河合塾SERIES)
理由:会話表現の大事なものをまとめてあって、これで会話問題はなんとかなる。
回数:2回

現代文:出口汪 現代文講義の実況中継シリーズ(語学春秋社)
理由:考え方の基本が身に付く。
回数:2回

古文:富井の古文読解をはじめからていねいに(東進ブックス)
理由:読解のルールや読むうえで大切な古典常識など、他の参考書とは違うことに重点を置いている。文法や単語を十分に身につけていなくても多少は読めるようになる最終兵器である。
回数:2回

世界史B一問一答 完全版(東進ブックス)
理由:この一問一答に載っていないものはないというほど圧倒的な情報量。これを覚えるだけで自信になる。
回数:1回

受験時に使っていたアプリやウェブサイト

ターゲットの友

電車や勉強の休憩時間などのちょっとした息抜きでやっていました。

塾の活用方法

みすず学苑に英語は通った。

冬期講習などでは、古典、現代文、世界史も受講した。毎日、自習室を活用した。

みすず学苑を選んだきっかけは、高1、高2のときに学校で教わっていた先生がみすず学苑の講師だったから。

英語を伸ばそうと入ったけれど、古典や現代文も伸ばすことができ、結果的にすばらしい塾だったと思いました。

模試の位置づけ

自分がどのレベルに位置しているのかの把握のために使った。

できなかった問題は軽くやり直した。判定はあまり気にしていなかった。

高校の授業の位置づけ

板書をとることももちろん大切であるが、そればっかりに気を取られ先生が話していることを聞き漏らすのがもったいないので、話を聞いて、その場で理解するぐらいの意識を持つことが重要であると思う。

通学時間の活用方法

音楽を聴いてリラックスしていることが多かったが、携帯に入っている英単語帳アプリで遊び感覚で勉強するのがおすすめ。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:8時間
高校3年時:8時間

主な勉強場所

気に入る場所はなかったが、塾の自習室が結構ひどい環境だったので、ここでの勉強に慣れることで試験会場でさえ快適に感じた。

おすすめの息抜き方法

塾の近くのルミネでぶらぶら。寝る前にYouTubeで好きな歌手の動画をみること。

モチベーションを上げる方法

上智野球部のtwitterをフォローして、たまにそれをみて、受からないと野球はもうできないと言い聞かせていた。

自分なりの健康管理方法

睡眠時間の確保と規則正しい食生活。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

今やるかやらないかで、人生が大きく変わる。

誰と一緒に勉強したか

同じ塾に通う、野球部のチームメート

勉強や受験に対する親のスタンス

基本的には口出しはなかったが、参考書をたくさん買ってきてくれて、気に入ったものがあったら使えと足りないところを客観的に見て補助してくれた。

親にしてもらって嬉しかったこと

やれと言われないと先延ばしにしてしまうので、必要なことをやるように細かく言ってきてくれたこと。

メッセージ

大学入学後の生活

今、私は野球部に所属していて、毎日練習があり忙しいが大変充実している。

高校生は夜に遊ぶことができないが、大学生は夜まで遊ぶことができる。

アルバイトは、朝にやっていて、自分で稼いだお金で遊ぶので、高校までの遊びより楽しい。大学の授業は基本的には高校に比べると考える授業が増えるし、レポート課題など大変ではあるが、自分で授業の履修を考えて、自分にあったタイムスケジュールで動けるので、自由を感じる。

大学生になると人間関係が希薄になるといわれがちであるが、上智大学は狭いので、メインストリートを歩いているとすぐに知り合いに会うことができ、私の場合、高校のときより、多くの人と関わることができとても楽しい。

また、上智大学の体育会は、他大学より規模が小さいので、他の部活や応援団の方たちと仲良くなりやすいのでとても楽しい。

体育会に所属していると忙しいですが、時間の使い方を工夫するようになり毎日が充実しています。

後輩へのメッセージ

部活をやっている人は最後まで続けてほしい。

部活をやりきったことが勉強に対しても自信になるし、今まで部活をやっていたから、何もやってこなかった人より伸びしろがあるのは当然だと思う。

部活をやっていた人は、最後の最後まで伸びるので、11月までの模試の結果などに惑わされることはない。実際、私も上智大学はD判定までしか出たことがない。

また、過去問についてだが、入試直前に悪い点数をとって、本番に臨みたくないためか、直前期に過去問を解かない人がいるだろうが、それはおすすめしない。

直前こそ問題を解く感覚が大切であると思う。

これは勉強とは関係ないが、入試会場のトイレの位置の把握も重要であると思った。すいているトイレを探しておくことで、焦ることなく休憩でき、そのトイレに並ばなかった1分の間に見た世界史の用語がテストに出るかもしれない。