プロフィール
ニックネーム
M・K
出身高校
筑紫女学園高等学校
進学先
上智大学法学部国際関係法学科
入学年
2013年
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
上智大学法学部国際関係法学科 一般入試
中央大学法学部法律学科 センター利用
不合格だった学校・学部
一橋大学商学部 前期
早稲田大学商学部 センター利用
早稲田大学商学部 一般
志望校を決めた時期と志望理由
第一志望:一橋大学商学部
時期:3年夏
理由:少人数で落ち着いた雰囲気のある大学だったから。そして、雑誌やテレビの影響で、東京に憧れ、どうしても上京したかった。学部については、正直あまり志望理由がない。商学部は、得意な数学の配点が最も高く、苦手な国語の配点が最も小さかったから。
また、入学した上智大学は、見学に行った際に、一橋大学と同じように、少人数で落ち着いた雰囲気を感じたので受験を決めました。法学部を選んだのは、特別やりたいことがなかったので、入ってから例えば経済に興味を持てば経済法、社会福祉に興味を持てば社会保障法を学ぶ、など、入学後に選択の幅が広いのが法学部だと聞き、法学部の受験・進学を決めました。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
私は、特にやりたいこともなかったので、志望校や学部を決める時に、偏差値や入りやすさなどを指標に決めました。そうではなくて、自分のやりたいことなどをこの機会によく考えてみると、大学に入る意味もまた変わってくるのかなと思います。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
中学時代は、音楽部に所属しており、ミュージカルを文化祭で披露したり、合唱コンクールに出場するため、日々休むことなく練習に明け暮れていました。この時に培った、競争にこだわる精神や、チームで一つの目標に向かう楽しさは、大学生活にも大きく活きたと思います。毎日部活に打ち込む日々だったので、高校はもう少し余裕を持って遊びたいという思いもあり、週1回だけの茶道部に所属しました。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
負けず嫌いな性格から、学校の定期テストでもしっかりと結果を残したいという気持ちがあったので、テスト前などはしっかりと勉強していました。その他の時期は、宿題をこなすのと、それに加えて、国語が苦手だったので、先生に勧めてもらった問題集を解き、記述問題を週1回添削してもらうということをしていました。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
春:できるだけ早めに単語を定着させたほうがよいだろうと思い、英語や古典の単語の暗記に取り組みました。
夏:とりあえず一度志望校の過去問を解いてみて(もちろん全く解けない中)、目標のリアルを知るようにしました。そこから、秋以降どのような学習計画を立てればよいか逆算して考えました。
秋:この時期から志望校の過去問に取り組み始めました。傾向を掴み、何度も何度も繰り返して解いていました。一橋大学は地歴の論述があったので、この時期から本格的に論述の添削を学校・塾の先生にお願いして週に一定数ずつこなすようにしていました。
冬:センター試験も目前となっていたので、センターの問題を解くと同時に、二次試験レベルの問題を解く感覚も忘れないように、過去問や予想問題も引き続いて解き続きました。私大の問題は直前に2年ずつ分ほど解いただけだったので、もっと対策しておけばよかったな、と思います。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時:1時間
高校3年時:8時間
得意科目とその理由
数学
理由:高校の数学の先生が大好きだったので、高校1年次から頑張って授業を聞いていました。あとは、答えが一つに決まる教科のほうが好きだったというのもあります。
不得意科目とその対策方法
国語
対策方法:とにかく記述問題が苦手だったので、高校1年の頃から、週に2問ほど問題集の問題を解き、記述問題を学校の先生に添削してもらうようにしていました。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
英語:やっておきたい英語長文300
理由:長文問題の速読力を上げるために取り組んだ。数をこなすのにオススメ
回数:2周
数学:文系数学の良問プラチカー数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
理由:難易度が高い問題が、バリエーション多く掲載されていたから
回数:5周以上
塾の活用方法
通年で河合塾に通いました。
早崎先生の英語や、片山先生のハイレベル日本史では、授業時間外にも論述を添削してもらいました。
模試の位置づけ
模試は、一回一回復習をしていました。中でも、大学別模試は、受けたものを直前期まで何度も繰り返して解きました。模試は、一つの塾だけのを受けるのではなく、バリエーション豊富に受けたほうがいいと思います。塾によって模試の問題の傾向や雰囲気が違うので。
高校の授業の位置づけ
高校の授業は、知らないことを知れるかどうかによって、きちんと聞くか内職するか決めていました。時間は有限なので、最大限有効に使いたいと思っていたからです。教科書通りに進むだけの授業の時は内職し、先生が新たな情報をたくさんくれるような授業ではしっかりと聞いていました。ですが、結果的にビビリ症な私は、内職をばれないようにするのは、それだけでちょっと労力を使うので、怖い先生の授業では内職しようとしても集中できないなんてこともありました。私のように怒られる覚悟があまりない人はおとなしく先生の話を聞く方がよいかもしれませんね。
通学時間の活用方法
5分ほど電車に乗って通学していました。英単語を覚えるようにしていました。ただ眺めるのではなく、単語帳を折って意味を隠しながら、自分で思い出せるようにする、という方法で暗記していました。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時:7時間
高校3年時:6時間
主な勉強場所
河合塾の自習室。
理由:静かで集中できたことに加え、友人も同じ塾に通っていたので、一緒にお昼を食べて会話するなど、リフレッシュの時間も確保できたから。
おすすめの息抜き方法
当時は韓国ドラマにはまっていたので、韓国ドラマを観てリフレッシュしていました。そして、休憩時間に友達と美味しいものを食べて話すことが何よりの息抜きでした。
モチベーションを上げる方法
キャンパス見学に行った時にとった写真をみて、その時抱いた憧れの気持ちを思い出して士気を高めていました。
自分なりの健康管理方法
頭が働かない、と思った時には仮眠をとるなど、無理せず休息するようにしていました。
受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉
受験期ではありませんが、受験が終わり第一志望校に落ちた時、友人が言った「置かれた場所で咲く」という言葉は、大学生活を前向きにスタートする姿勢を後押ししてくれました。
誰と一緒に勉強したか
高校の友人。
辛い受験期を一緒に乗り越えた彼女とは、大学が違えど帰省すれば必ず会うほど今でも仲良しです。
勉強や受験に対する親のスタンス
口出しは全くありませんでした。受ける大学なども、自分の意志に任せてくれました。
親にしてもらって嬉しかったこと
母が、夜も自分が勉強している間は一緒に起きていてくれたこと。孤独感なく勉強できたのはそのお陰です。
メッセージ
大学入学後の生活
高校時代と比べ、上京してきたこともあり、見える世界が広がりました。
高校時代は全く海外に興味がなかった私は、上智大学という国際色豊かな大学に入学し、周りの環境に本当に刺激を受けました。その後、カンボジアのスタディーツアーに参加したり、アメリカに交換留学したり。様々な国の文化や人に触れる楽しさを知ることができました。
大学生になるとどの選択も自由です。自由であるからこそ、本当にできるかな、と悩んで決断しづらいこともありました。しかし、留学もしかり、人材系会社でのインターンシップやビジネスコンテストへの挑戦など、やってみたいと思ったことに飛び込んでみることで、たくさんの人との出会いや気づきがありました。
大学時代、一番学んだのは、「自分で考え、勇気を持って挑戦する価値」でした。
後輩へのメッセージ
高校生のみなさん、どんな大学生になりたいか、何をしたいか、たっくさん妄想してみてください。それがきっと志望校や志望学部を決めるきっかけになるし、勉強を頑張るモチベーションにもなると思います。
私は、高校時代は文化祭の思い出が印象深いです。高校1年生では、お化け屋敷をしたり、高校3年生ではベーグルを売ったり。そうしたクラス行事などチームで作り上げることが非常に楽しかった思い出があります。高校時代も中学時代のように本気で打ち込める部活に入ればよかったな、というのは少し後悔しています。
なので、そんな私からは、高校生のみなさんに、「今しかない高校生活、あまり受験のことばかり考えて思い詰めず、部活や学園祭など、めいっぱい楽しんでください!」というメッセージを送りたいです。