満足とは後悔をしないくらい全力を出し切るという意味。自分が満足できるまで勉強すべき!

プロフィール

ニックネーム

そうくん

出身高校

山梨県立甲府西高等学校

進学先

慶應義塾大学商学部A方式

入学年

2014年

現役 or 浪人

浪人

(現役時)合格した学校・学部・方式

なし

(浪人時)合格した学校・学部・方式

横浜国立大学経営学部(一般)
立教大学法学部(センター利用)
中央大学経済学部(センター利用、一般)

(現役時)不合格だった学校・学部

慶應義塾大学経済学部A方式
慶應義塾大学商学部A方式
早稲田大学商学部

(浪人時)不合格だった学校・学部

慶應義塾大学経済学部A方式

(現役時)志望校を決めた時期と志望理由

第一志望(現役時):

時期:高校2年生の夏

理由:オープンキャンパスに参加。他にも4〜5大学のオープンキャンパスに参加したが、最もキャンパスと学生の雰囲気が良かったのが慶應であった。学部は自分が得意であった数学を使って受験できる学部を選んだ。

(浪人時)志望校を決めた時期と志望理由

第一志望(浪人時):

時期:現役と変わらない

理由:慶應に受かるために浪人を決めたので、第一志望に変更はなかった。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

大学の名前も大事だが、オープンキャンパスに参加し大学の構内を歩くことでそれぞれ何を感じるか違うと思うので、実際に大学に行ってみるのがいいと思います。

学部を選ぶときは受験科目とその配点も参考になると思います。

文系でも数学が得意だと有利になることもありますし、得意科目の配点が高いと合格の確率もあがってくると思います。

自分が一番結果を残せる戦い方も受験の戦法です。

学問分野として、経済や商学部への興味は正直あまりありませんでした。

学べる範囲が広く、社会に出た時に役に立つ知識が身につくくらいに考えていました。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

私は高校生のとき体操部に所属していました。

練習は週6で、平日でも学校終わりに4時間ほど練習していました。

私は全国大会まで出場したので引退は高校3年の8月とかなり遅いほうで、受験勉強に関しては現役時代は満足できるほどはできていませんでした。

ただ、部活で一つの目標に向かってひたむきに努力する姿勢は、その後の浪人時代にも活きてきて結果を残せました。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

課題の多い学校だったので、課題を一つ一つ丁寧にこなすことをしていました。

また、復習よりも予習に力をいれ、予習でわからないことを授業で確認するというスタイルでした。

高校3年時(浪人生は浪人時)の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​夏まで部活に専念し、夏休みは基礎である暗記や公式を覚えるなどに力を入れていました。

夏休み明けから過去問を見始め、過去問を解きながら分からないところを復習することをしていました。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:1時間
高校3年時:6時間
浪人時:10時間

得意科目とその理由

数学

理由はあまりわからないが、小学生のときから算数は得意であった。

不得意科目とその対策方法

国語

正直勉強方法が全くわからなかったので、あまり対策らしいことはしなかった。

受験も国語をできるだけ避けていた。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:システム英単語

理由:例文がついていて、一文として覚えることができる。

回数:10回

数学:過去問

理由:時間がない中、取り組むなら過去問をやればどの分野から出題されるかパターンが見えてくるから。

回数:2、3回

世界史:教科書

理由:教科書を読めば世界の流れがある程度理解できる。歴史は流れで理解したほうが、理解度が深まる。

回数:10回

塾の活用方法

現役のときは塾に通っていない。

浪人のときは主に自習室を活用し、予備校が空く時間から閉まるときまでずっといた。

模試の位置づけ

毎回模試前に一生懸命勉強し、全力で挑むことをした。

受験後はしっかりと復習をし、わからない問題は友達に聞いたり、暗記事項はノートにまとめるなどしていた。

高校の授業の位置づけ

授業がつまんないと思っていてもしっかりと聞いていることが大事だと思います。

後で独学で勉強するよりも、先生から学んでその場で覚えるべきことは覚えたほうが効率的だと思います。

浪人時在籍予備校

山梨予備校

浪人をした理由の自己分析

勉強時間も圧倒的に不足していたと思うが、勉強の効率も悪かったことが原因にあると考えている。

たとえば、英単語や数学の公式、世界史といった暗記すべきことを怠り、解けるはずのない応用問題ばかり解いていた。

また、復習に割く時間も少なかったために、解きっ放しのことが多かった。

浪人生活の中で心がけたこと

他の誰よりも勉強する。

そのため予備校に朝早く、そして予備校が閉まるまで残るなど、一番勉強してると自信を持って言えるくらい努力していた。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:7時間
高校3年時:7時間
浪人時:7時間

主な勉強場所

教室

理由:周りに勉強をしている人が見えるほうが、自分も頑張ろうと思えた。席を離れることが少なくなった気がする。

おすすめの息抜き方法

友達とおしゃべり

モチベーションを上げる方法

頭のいい友達と一緒に勉強をする。

自分なりの健康管理方法

規則正しい生活。夜更かしは絶対にしない。

誰と一緒に勉強したか

自分よりも頭のいい友達

勉強や受験に対する親のスタンス

干渉は特になし。ただ、国立大学に行って欲しかったらしい。

メッセージ

大学入学後の生活

私は国際交流サークルに入りました。

理由は簡単で、田舎出身で国際交流したことがなかったので、挑戦してみようと思い入りました。

それから海外に興味を持ち、人生で初めて海外に行きました。

それ以降、海外旅行は刺激的で楽しくなり、色んな国に行っています。

最初にいった国はカンボジアでした。

世界史でカンボジアの内戦について勉強したことがあり、実際に教科書に載っている場所にいってみると、教科書に書かれている「戦争」という文字からでは伝わってこなかった、戦争の悲惨さというのがリアルに感じられました。

世界史で事実を知ることも大事ですが、実際にその場に足を運ばないとわからないこともたくさんあるので、大学生になったら時間もあるのでいろんなところに行ってみるといいと思います。

英語に関しては、国際交流のサークルに所属したためによく使いました。

しかし、私が使えるのは受験英語であり、実際に英語を使う場面では全く役に立たなかったことから、英語圏のニュージーランドで実用英語を勉強しに留学しました。

もちろん、受験英語をしっかりやるのも大事ですが、将来に必要になる英語力は会話力なので、英語が得意な人でも自分の英語力に過信しすぎず、実用的な英語を学ぶべきだと思います。

大学生はいろんなことにチャレンジできる時です。

まさに人生の夏休みであるので、今までの人生でやったことのないことをたくさん挑戦してみると人生が楽しくなると思います。

後輩へのメッセージ

自分が満足できるまで勉強すべきだと思います。

満足とは後悔をしないくらい全力を出し切るという意味で、それは受験が終わってからわかるものです。

私の場合は現役時代に受験に失敗しました。

そのときはもっと勉強しておけばよかったと後悔が大きかったです。

そこで、浪人時代はこれ以上は勉強できないと思えるほど毎日勉強をし、第一志望に合格するという結果を残せたとき、いままでの人生の中で一番と言える満足感を得られました。

もちろん勉強の質というのも大事ですが、量が少ないと後になってからもっと頑張れたのではないかと後悔すると思います。

全力で挑んで砕け散ったなら、結果を残せなくてもその努力はかっこいいと思いますし、きっと後悔は少ないはずです。