プロフィール
ニックネーム
Y.K
出身高校
都立立川高校
進学先
早稲田大学教育学部社会科社会科学専修
入学年
2013
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
早稲田大学文化構想学部 一般入試
青山学院大学国際政治学部国際政治学科 一般入試
明治大学政治経済学部 一般入試
不合格だった学校・学部
筑波大学社会国際学群社会学類 前期
筑波大学社会国際学群国際総合学類 後期
早稲田大学政治経済学部
早稲田大学社会科学部
志望校を決めた時期と志望理由
第1志望&進学先(現役時):筑波大学社会国際学群
時期:高校3年夏
理由
国際系の勉強がしたくずっと東京外国語大学を志望していたが、もっと広く世界について学びたいと考え、少ない科目数で受験できる国立大学である筑波大学に志望校を変更した。
政治学を勉強できる学部を志望しており、その旨を塾のチューターに伝えた際に滑り止めとして教育学部社会科学専修を進められたので受験した。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
高校時の興味が必ずしも大学入学後にも続くとは限らないので、確固とした関心領域がないのであれば学際的に勉強できる大学、学部を選ぶのが無難だと思う。
特に国際系に興味があるという学生は、自分が言語に興味があるのか、文化に興味があるのか、政治経済に興味があるのかなどで進学すべき学部は異なる。
名前に”国際”がついている学部だけが海外について勉強できる場であるわけではないので、例えば世界の外交問題などに興味があるのであれば政治経済学部を選ぶ、などの学部選択の仕方もあると思う。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
高校時代はバレー部に所属していました。勉強よりも何よりも優先順位が高く、高校生活の要でした。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
基本的に勉強は全然していなかった。
国英社などは高校受験の貯金でなんとかなっていたが、理系科目(生物、数学ⅡBなど)は赤点だった。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
春:塾でテストなどもあったのでとにかく英単語帳を何周も勉強した。当時は速読ではなく精読を心掛けていた(英語)
夏:東京外大志望だったので、英語に一番力を入れて、エッセーや要約問題などの練習をしていた
秋:志望校を筑波大に変えたので、世界史は教科書を中心に勉強し、時代の流れを意識した学習をした。現代文古文は塾の授業を受けるぐらいだったが、その演習問題で出てきた文章のテーマや作品背景は頭に残るよう復習はしっかりしていた(同じような論がたびたび出てくるため)
センター前:英語・国語・数学のセンター過去問を8年分くらい解いていた。世界史はなるべく完璧に近づけるため、他科目より多く過去問に取り組んでいたと思う。数学1Aはワークなども使いながら重点的に勉強した
2次試験前:2次の世界史は論述式でクセがあったので、世界史を中心に対策。論述用の参考書を買ってそれを解いては塾の先生に添削してもらっていた。2次の英語は過去問で対策。私立対策は受ける大学の過去問を5年分ずつくらい解いた。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時:0.5時間
高校3年時:12時間
得意科目とその理由
英語
中学時代から学年トップをとったりしていて、自分の中で得意という意識があったので楽しくてよく勉強していた。
現代文
小さいころから本をたくさん読んでいたので、文章に対して苦手意識があまりなかった。
不得意科目とその対策方法
数学
高校時代は数2Bが本当にできなかったが、受験で必要なかったのであまり頑張らなかった。
1Aはセンターのために対策して過去問では8割ほどとれるようになっていたが、結局当日は48点しかとれなかった。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
おすすめ参考書①英語:城南ワードバンク(単語帳)
回数:6回
おすすめ参考書②国語:城南予備校の授業テキスト
基本的に城南予備校で配布されたテキストと過去問を使用していました。参考書は自分では特に買っていません。
塾の活用方法
2年の春休みから城南予備校の英語・現代文・世界史の講座を取り始めた。
塾が高校の近くにあったので、部活を引退した後は、学校の授業後、毎日のように自習室に行っていた。
センター前に高校の授業がなくなった後は、朝から晩まで自習室にいた。
模試の位置づけ
あまり覚えていないが、世界史はしっかり復習していたと思う。
高校の授業の位置づけ
正直自分自身はぜんぜん授業を聞いておらず寝てばっかりだったので、何とも言えません(笑)
国立志望であれば授業内でしっかり身に着けたほうが効率的に勉強を進められると思いますが、私立志望であれば実際英語や国語、あと歴史一科目で十分です。
受験がゴールであるのであれば必要な科目は最低限、あとはもっと先の未来のために面白いと思う科目はぜひ積極的に、授業で教えられた以上のところまで学んでいって欲しいなと思います。
通学時間の活用方法
自転車通学でした。
自転車を漕ぎながら、頭の中で歴史の流れについて論述してました(笑)。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時:8時間
高校3年時:7時間
主な勉強場所
塾の自習室。家では集中できないタイプだったのと、高校の友達が同じ塾で頑張っていたので、塾で勉強することで自分も頑張ろうとモチベートされたので。
おすすめの息抜き方法
海外ドラマを毎週見るのを楽しみにしていた。
あと塾の近くのスーパーでおいしそうなお惣菜(からあげとか)を買って、塾の友達と食べていた(笑)
モチベーションを上げる方法
勉強を頑張るほど毎回模試の結果が上がっていくのが嬉しかったし、負けず嫌いなので頑張れた。
自分なりの健康管理方法
体は強いほうなので、特に体調を壊すこともなかった。
強いて言えば睡眠はちゃんととっていた。
受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉
高校が国立第一主義の進学校だったので私も国立を第一志望にしていたが、塾のチューターに「私立大学(早稲田)もいい大学だから無理に国立にしなくていいと思うよ」と言われたこと。
正直なところ心のどこかでは早稲田に惹かれていたので、このような受験結果になったのかなと思う。
誰と一緒に勉強したか
高校のクラスメートで塾も一緒だった友達。
結局、同じ大学学部に進学した。
勉強や受験に対する親のスタンス
普段はケチな母ですが、受験に関しては惜しみなく投資してくれました。
私が自己管理できるタイプだったので勉強に関しては特に何も言われなかった。志望校は国立を推されていました。
メッセージ
大学入学後の生活
大学生活は、自由の一言に尽きます。
私の周りの早稲田生を見てみても、学部の授業やゼミなど学問に熱中している人、企業のインターンに参加したりと社会人のような生活をしている人、サークルに熱中して毎日のように飲み会に参加している人など、本当にそれぞれが全く違う大学生活を送っています。
私自身にとっては、大学生活は高校までの人生18年間よりも密度の濃いものでした。
大学4年間で10か国に行ったり、学童や塾のアルバイトで子供たちを育てる責任ある“先生”という立場で働いたり、小学生向けに国際理解の授業を企画したりと、高校時代には考えてもみなかったような活動をして、高校時代には考えてもみなかった自分に成長しました。
学生という名のもと社会から享受する側でいられる人生最後の時間だからこそ、卒業後に自分の身に降りかかる社会への責任を全うできる人間にならなければというある種のプレッシャーを感じながらも、100%自分に投資できる大学生活はかけがえのない時間です!
後輩へのメッセージ
高校でもっと勉強すればよかった、と後悔しています。
それは学校の授業をちゃんと真面目に受ければよかった、とかではなくて、自分の興味のある学問を高校の科目という枠組みに縛られることなくもっと学ぶべきだったと思っています。
もっと言えば、高校は部活を頑張るもの、という風潮もあるかと思いますが、部活という枠組みにさえ囚われず、自分の興味のあることを見つけて熱中してほしいです!
今もまだ学歴社会なんて言われてますが、ただの高学歴な学生よりも高校時代から自分で世界を広げてチャレンジできる学生のほうが評価されるような世の中に変わってきています。
自分らしさを忘れず、高校生活を全力で満喫してください!