高3夏までは高校のうちにしかできないことを!私は海外留学おすすめします

プロフィール

ニックネーム

アロエ

出身高校

私立鷗友学園女子高校

進学先

慶應義塾大学文学部

入学年

平成27年度

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

津田塾大学学芸学部英文学科
東京女子大学現代教養学部国際社会学部経済学専攻

不合格だった学校・学部

東京外国語大学タイ語科前期日程
国際基督教大学
立教大学法学部

志望校を決めた時期と志望理由

時期:高校2年生8月
理由:外交官になりたいという目標から国際法の充実している一橋大学法学部を高校2年生の夏に第一志望に設定した。(正直自分には東大は壁が高かった)早いうちに国立大学を第一志望にしたのは幅広い勉強ができてとても良かったと思う。
最終的には、センター試験の数学2Bで大失敗し、この試験内容では2Bが必要な国立大学は無理だと悟った。そこで、一橋から2Bの必要ない東京外国語大学に切り替えた。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

自分のキャリアよりもその学問の学びを素直に喜べるのかを重視するべき

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

高校2年生で夏休みを使ってイギリスのオックスフォードに3週間語学留学した。小学4年生の時から塾漬けの毎日で偏差値ばかり気にしていた自分にとって知らない国の文化や風土を自分の好奇心から知るのは大変新鮮で面白い経験だった。16歳という時期は考え方が柔軟なので現在の2倍は多くのことを学べたのではないか。大学に入る前にぜひ一度は海外に行くべきだと思う。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

高校1年生の時はソフトテニス部で活動しており(週7朝昼放課後)、部活に一生懸命でほとんど勉強しなかった。小テストの勉強程度(30分〜1時間)
高校2年生の時は2〜3時間ほど毎日勉強していた。予習復習含めて。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​春から受験勉強は熱心にやっていた。一橋大学が第一志望であったため記述式の問題をたくさん解いた。赤本の範囲はさっさと終わらせて夏休みあたりから過去20年分解き終わるように問題を始めた。世界史、数学、国語、英語全て塾の先生もしくは高校の先生に添削を頼み見てもらった。世界史の単語を覚えるために夏休みまでに習っていない範囲を含め、世界史の市販の問題集を一周終わらせ(その際教科書は見て構わない)、夏休み中にもう一周、その後もコツコツと続け受験が始まるまでに問題集を5周した。

1日の平均勉強時間

高校1、2年時:2時間
高校3年時:5時間

得意科目とその理由

世界史
理由:高校の先生の授業がすごく面白かったから。

不得意科目とその対策方法

数学
対策方法:中学生の時に苦手意識を持ってから苦手になった。基礎的な同じ問題を何度も解くことで成績をあげられるように心がけた。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:リンガメタリカ
理由:長文の内容が大変学術的で小論文に使えるようなものがたくさん入っている。
回数:全て暗記するまでなんども。移動中のお供だった。

数学:チャート
理由:最も基本的なものが載っているから。そして、解説が丁寧だから。

世界史:荒巻の世界史の見取り図
理由:世界史のストーリーを筋道立てて理解できるようになる

塾の活用方法

Z会で荒巻先生の世界史(一橋特別)の授業をとった。先生の話は世界史にストーリー性を見出せるものなので、一橋大学の対策に大変効果的だったと思う。

模試の位置づけ

自分がどの辺りにいるのかを確かめるために受けるべき。現実を直視するために大事。「ここをとれればこの大学のボーダー超えるのか」と気づくことができ、復習する過程でその問題への思い入れが強くなり、次に同じ問題に当たった時に間違えない。たとえ良い点が取れないとしても取り組むべき。

高校の授業の位置づけ

授業内に暗記ものを頭に入れるように心がけた。

通学時間の活用方法

とにかく単語帳(リンガメタリカ)をずっと読んでいた。逆に通学時間以外でリンガメタリカを読んだ覚えがない。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1、2年時:7時間
高校3年時:7時間

主な勉強場所

リビング。
理由:親が隣で家事や読書をしていた方が集中できる。小学4年生の頃から勉強場所は必ずリビング。

おすすめの息抜き方法

10分机に突っ伏して寝る。

モチベーションを上げる方法

志望校の紹介ムービーを見たり、激しめの音楽を大音量で聴いたりした。

自分なりの健康管理方法

1日3食必ず食べること。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

幼馴染(1つ年上)が誕生日サプライズをしてくれたこと。ちょうど塾の講師に怒鳴られて号泣していたので「負けるもんか」と思うことができた。

誰と一緒に勉強したか

一人

勉強や受験に対する親のスタンス

特に何もなし。模試の結果を見せたこともない。

親にしてもらって嬉しかったこと

体調を気遣ってくれたこと。寒い時はいつも温かい飲み物を出してくれた。

メッセージ

大学入学後の生活

とにかく自由で自分の好きなことができる。なんだってやれる。自分自身、そして自分の将来にとことん向き合うことができる。私は留学に行きたいという目標があるため国際交流系の学内団体に所属して日々国際交流を行っている。

勉強に関してはジャーナリズムに興味があるため、学内のメディアコミュニケーション研究所というところに入所試験を受けて合格し、現代日本ジャーナリズムの勉強をしている。

自分から興味のあることをこなしていき、そういう人がいるコミュニティーに飛び込めば最高の仲間に出会うことができると思う。
バイトに関しては子供が好きなので小学生向けの個別指導塾で塾講師をしている。
さらに、学内だけでは集まってくる人の層が偏ってしまうので外に出ることも必要だと思い、政府や公益財団法人の行う海外渡航プログラムにいくつか参加した。

私の中の比重は勉強3割、サークル1割、バイト2割、恋愛2割、課外活動2割という感じです。大学生ほど様々な人と出会える期間はない。中高女子校でもそうした出会いの中から最高の彼氏を見つけることができると思います!笑。つまり、新しい場所に飛び込む勇気とそこで懸命に頑張る忍耐力が大事だと考えます!

後輩へのメッセージ

高校1年生、2年生はとにかく高校のうちにしかできないことを懸命に行うべきだと思う。部活にしろ学内行事にしろ、本当にかけがえのない思い出になる。高校3年生の夏まではそれで良いと思います。

受験は団体戦です。疲れたら一緒に頑張っている仲間を見てもうひと頑張りしてほしい。一生の友達になる。試合だと思って楽しんで。人生で1日勉強と食事だけで終わっちゃうなんてことは受験前のほんの3ヶ月くらいだと思います。だから頑張って!