勉強だけなんてもったいない!今しかない高校生活を存分にエンジョイして!

プロフィール

ニックネーム

マリオ

出身高校

神奈川県私立山手学院高校文選クラス

進学先

慶應義塾大学法学部

入学年

2015年

現役 or 浪人

現役

合格した学校・学部・方式

慶應義塾大学経済学部B方式
早稲田大学政治経済学部 
早稲田大学法学部
早稲田大学商学部

不合格だった学校・学部

なし

志望校を決めた時期と志望理由

第一志望:慶應義塾大学法学部
時期:高1の秋
理由:高校で初めての模試の結果を見て、頑張れば手の届きそうな範囲だと知ったのとやっぱり有名な大学だから。

志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス

僕の場合は、親の職業や兄弟の影響を受け、元から法学部だけに絞り、レベルは自分の行けそうなところを目標にしたのですが、

大学に入ってから他に学びたいことを見つけたり他の学部に興味を持つこともあったので、あらかじめ学部を絞らず広い視野で志望校を選んでほしいです。

高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと

部活は剣道をしていました。

楽そうだから入ったのですが、顧問の先生が代わり、みっちりほぼ毎日のように練習があり、勉強してる余裕はあまりありませんでした。

しかし、逆に引退後は厳しい練習に比べたら勉強は大したことじゃないと思いながら勉強できたので部活をしてて本当に良かったと思います。

勉強面

高校1、2年時の勉強への取り組み

6月までは部活があり勉強はあまりしていませんでした。

期末テストも終わり予備校の夏期講習が始まると同時に、本格的な受験勉強を始めました。

夏休みは基本を押さえるのが大事だと思ったので英語なら文法、単語、熟語を固め、日本史も1周終わらせました。例えばターゲット1900なら1500までを完璧にするとかNext Stageの熟語を全部覚えるとか、日本史なら学校のノートを全部覚えて、まだ習ってないところは夏期講習でやって1周するとかです。

基本ができるようになってから英語は長文に入り、どの教科も10月頃から過去問に手をつけ始めました。

日本史に関しては最後の最後までインプットを続けました。小論文は河合塾の夏期講習と冬期講習と学校の先生の添削でスキルアップしました。

高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと

​​​高校1、2年の頃は部活もあり、正直あまり勉強した記憶がありません。

授業はちゃんと聞いていたとは思いますが、復習をすることはあまりなくテスト前に頭に叩き込んでいました。宿題はちゃんとやっていました。

当時からきちんと勉強していれば私文ではなく国立も狙えたのかなと思います。

1日の平均勉強時間

高校1,2年時の平均:0〜1時間
高校3年時の平均:部活あり:0〜1時間 受験期:10〜12時間

得意科目とその理由

日本史
日本史はやればやるほど目に見えて偏差値も上がり実力もつく科目だったので取り組みやすかったです。

個人的に日本史が嫌いじゃなく最後まで続けて勉強できたのが大きかったと思います。

不得意科目とその対策方法

国語
現代文は波があったのですが、予備校の授業を毎週受けるごとに安定して実力が伸びました。

ちゃんとしたテキストに出会えるかも大きなポイントだと思います。

古典は最後まで苦手でしたが、ここで足を引っ張ることのないように古文は単語や助動詞、敬意の対象など、漢文も単語や句形を徹底的に覚えました。

おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数

英語:青チャート総合英語
理由:文法をこの一冊で完全に網羅できる
回数:必要な時はいつでも

英語:ターゲット1900とターゲット英熟語
理由:シンプルで見やすい。覚えるだけならこれで十分

英語:単語王
理由:ターゲットに似て取り組みやすい。ターゲットよりもハイレベルな単語も多い。難易度の非常に高い単語が出る大学を受けるなら持っていると強い

英語:即戦ゼミ3
理由:ネクステや英頻(即戦ゼミ8)では抑えられない高度な知識が豊富。早慶受験者は必須

日本史:山川の用語集
理由:ここからそのまま出している問題も多いし、どれくらい重要な用語なのかがすぐにわかる。よく分からない用語があればすぐに辞書として引いていた

現代文:入試現代文へのアクセス
理由:良問が多い。現代文が苦手な人は基本編からやるのがオススメ

塾の活用方法

河合塾で村山先生の早大古典、菊川先生の早大現代文、柴田先生の早慶大英語を夏以降はとっていた。

講習時はそれに加え慶法小論文もとっていた。

模試の位置づけ

実力をはかるために受験していた。

納得の行かない問題は復習したが、あまり深く考えて長い時間を割かず、他の勉強のために回すことが多かった。

模試で出た単語を覚えたこともあったが、模試によってその後の受験に役に立ったり、役に立たなかったものがある。

高校の授業の位置づけ

あまり意識せずに聞いていた授業の内容がそのまま試験に出て自信を持って解答できたことがあります。

油断せずに授業を聞くこと!!

通学時間の活用方法

電車に乗っているときは他に同級生がいたりして、「お、あいつ勉強してるぞ」と思われることが個人的にすごく嫌だったので、小テストの前にあまり勉強せず切羽詰まってる朝とか以外は特に何もしませんでした。

誰も知り合いの乗っていない近所の電車では単語帳を開くことはありました。

生活面

1日の平均睡眠時間

高校1,2年時の平均:7 〜8時間
高校3年時の平均:7〜8時間

主な勉強場所

予備校の自習室。同じ学校の友達が集中して勉強しているのを見て自分もやる気がでました。

また、たまには浪人生ばかりの殺伐とした自習室を使うことで自分に焦燥感を掻き立たせました。

おすすめの息抜き方法

自習室の外で友達と談話するのがいい息抜きになりました。

睡眠時間を最後まで削ることなく続けることができたのもストレスに繋がらず良かったことだと思います。

モチベーションを上げる方法

模試の結果に一喜一憂するなとよく言われますが、逆に一喜一憂して喜んだり、もっと頑張ろうと取り組めたことが良かったと思います。

自分なりの健康管理方法

睡眠時間を削ることは絶対にしませんでした。無駄です。何の得もしません。

睡眠時間を削って受験に失敗した友達を何人も見てきました。やめてください。

受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉

凡事徹底

担任の先生の言葉です。基本が何よりも大事。

準備できることを徹底的に完璧にして臨めば絶対に合格します。

誰と一緒に勉強したか

自習室で1人のブースで勉強していました。自習室外では友達と話すことも多かったです。

勉強や受験に対する親のスタンス

何も口出しをせず、行きたい塾に通わせてくれたり、受験したい大学をすべて受けさせてくれたり、夜遅くまでご飯を準備していてくれたり、干渉はゼロでサポートはしっかりしてもらえたのが本当に助かりました。

親にしてもらって嬉しかったこと

毎日遅くに晩御飯を準備してもらっていたことです。

片付けもあるのにとてもありがたかったです。

メッセージ

大学入学後の生活

僕個人の話をすると司法試験を目指して法学部に入ったので憲法、民法、刑法等、法律の勉強をしたり、

また大学に入ってから始めたスペイン語を週に4回授業で取るなど積極的に語学の勉強をしています。

その結果、海外旅行に行くことも増え、ここ1年で韓国、マレーシア、インドネシア、アメリカ、スペインの5ヶ国を訪れ、今も次の旅行先を検討しているところです。

特にスペインでは習っているスペイン語を使って会話し、勉強の重要性を再度気付かされました。

大学の授業は90分と長く、最初は辛いかもしれませんが、慣れるので大丈夫です。以上のように大学生は自由な時間が増えるので、自分のしたいことをしています。

つまり、自由です。何するも自由。

勉強をたくさんするのも遊ぶのもアルバイトも全部自由。試験は高校よりも厳しいときもありますが、自由に好きなことが何でもできます!皆さん是非大学へ!

後輩へのメッセージ

高校生じゃないとできないことはたくさんあります。

勉強だけに明け暮れるのではなく、今しかできない楽しいことをなんでもしてほしいです。

高校では部活と勉強しかしなかったというのではもったいないです。そんな高校生活なら僕が今直ぐ代わりたいです!受験勉強は僕の場合は高3の夏からで間に合いました。

国公立にどうしても行きたいというのでなければ早くから勉強中心の生活をする必要はないと思います。

ぜひ高校生活をエンジョイしてください!!