プロフィール
ニックネーム
Y・M
出身高校
東京都私立早稲田高等学校
進学先
慶應義塾大学商学部A方式
入学年
2015年
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
慶應義塾大学商学部A方式
早稲田大学商学部
不合格だった学校・学部
東京大学文科二類
志望校を決めた時期と志望理由
志望校:東京大学文科二類
時期:高3
理由:日本の最高学府だから
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
日本の最高学府という理由と、お金を稼ぐのに商・経営学が役立ちそうだなという安易な理由で志望校を決めてしまった。
自頭が良い人はそれでも余裕で受かってしまうと思うが、そうでない人はやはりそれ相応の理由を自分の中で持っておくべきであると思う。
自分の将来の夢やキャリアアップのためにはこの大学のこの学部が理想とか、この教授の授業をどうしても受けたいとかがあればなお良いと思う。
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
中高では野球部に所属し、また高1の時に生徒会にも入って活動していた。
部活や生徒会でできた友達は受験勉強をするうえでも良きライバルとして励みになったし、部活をやっていることで逆に勉強とのメリハリが出て良かったと思う。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
基本的に家で勉強は全くしていなかった。
勉強といえばテスト勉強を直前にする程度であったが、世界史をはじめとした暗記物はしっかり勉強していたので後々助かったと思う。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
数学:夏までに典型問題をほぼ解けるようにして、夏休みから過去問演習をひたすら行った。
英語:春までに単語は固めて、後はひたすら読解、音読、リスニングを行っていた。
世界史:春までに通史を一通り覚え、夏までに一問一答がほぼ分かるようにした。それから二次の論述の練習をした。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時の平均:30分
高校3年時の平均:8時間
得意科目とその理由
世界史
理由:好きだったから。
不得意科目とその対策方法
数学
対策方法:難解な問題は絶対に解けないと思ったので、ひたすら典型問題の解き直しをして、数学でほかの受験生と差がつかないようにした。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
数学:一対一対応の演習
理由:標準的な問題を網羅している
回数:3回
世界史:一問一答
理由:標準的な問題を網羅している
回数:5回
塾の活用方法
東進
自習室のみ活用していた。
模試の位置づけ
自分の学力を図る物差しとして、月1~2回ほど受けていた
高校の授業の位置づけ
聞く授業と聞かない授業をはっきり決めてメリハリをつけたほうが良い。特に国立コースの人は。
通学時間の活用方法
英単語をひたすら覚えていた。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時の平均:6時間
高校3年時の平均:6時間
主な勉強場所
自習室
理由:みんな勉強しているから、誘惑がなくてよい。
おすすめの息抜き方法
友達と1か月に一回くらい遊ぶ日をつくる。
モチベーションを上げる方法
志望校の大学に入学した自分を想像する。
自分なりの健康管理方法
できるだけ睡眠時間を長くとるようにする。
恋愛とのバランス
彼女に気を取られて勉強ができない期間があった。特に男子校出身者は気を付けるべきだと思う。
誰と一緒に勉強したか
友達、彼女
勉強や受験に対する親のスタンス
特に口出しされなかった。
親にしてもらって嬉しかったこと
体調を気遣ってくれたこと。
メッセージ
大学入学後の生活
大学一年生時は主にアルバイト(塾)中心の生活で、週4ほどでアルバイトをしていました。アルバイトに熱中して1年生ながら月コンスタントに10万以上稼ぐほど働いていました。始めてちょうど1年でやめてしまいましたが、社会に出る上での最低限のマナーも学べたと思うのでアルバイト漬けの生活も無駄ではなかったと思います。
去年の反動からか、大学2年の今年はアルバイトはほとんどやらず、現在はサークル活動に主に比重を置いて生活しています。私が入っているのは国際系のサークルで、今は米国のスタンフォード大学と慶應の交換プロジェクトの代表をやっています。思えば、高校の時には考えられないようなコミュニティーに今は属していると思います。
良くも悪くも大学生活は本当に自由なので、自分の意志でいかようにも過ごすことができます。
後輩へのメッセージ
自分は付属校に通っていて、受験をしなくても大学に行くことができたので高2の終わりまで受験勉強を全くしてきませんでしたし、また自分の人生に対するプランも全くありませんでした。
しかし、高3になり周り(当時通っていた塾の人等)が本格的に受験勉強をしていく中で、自分はこのまま楽して推薦で進学して良いのか、この人たちに将来大きな差をつけられてしまうのではないかという気持ちが芽生え、高3で急遽東大受験を決意しました。
しかし、勉強のブランクは1年弱では取り戻すことができず、結果東大は不合格で、合格をいただいていたなかから慶應を選択しました。慶應を選んだ理由としては就職に強いと言われていたのと、中高と合わせて10年間早稲田に通いたくないなと思ったからです。
受験してもしなくても学歴はほとんど変わらなかったと言われることも多くありますが、これは今だから言える話ですが、高校の時から留学を考えたり、将来この大学でこんなことを学びたいといった希望を早い段階からもっていれば、また違った道があったかもしれません。
難しいことではありますが、高校生の段階から自分のキャリアや興味のある分野について一度よく考えてみることをお勧めします。
そして大学受験というイベントが皆さんの人生の大きな転機になることを祈っています。