プロフィール
ニックネーム
いのうぇい
出身高校
神奈川県立光陵高校
進学先
慶應義塾大学経済学部B方式
入学年
2016年4月
現役 or 浪人
現役
合格した学校・学部・方式
横浜国立大学経営学部
明治大学政治経済学部政治学科
立命館大学国際関係学部
不合格だった学校・学部
国際教養大学国際教養学部
志望校を決めた時期と志望理由
第一志望:国際教養大学
時期:高3の6月
理由:高校2年生の1年間海外に留学していたので国際色の強い大学を目指したいと考えたからです。
1年間安価で留学させてもらえるシステムが魅力的でした。
慶應はじめとする第2志望校以下は高3の10月頃に確定しました。
正直な話、第1志望校以外は確実に合格を得るために多少問題の相性(慶應義塾大学経済学部は得意である英作文の出題がありましたので選びました)を考慮しました。
慶応義塾大学は数万人規模の大学ですので、入学以降に自分の学びたい国際関係の学問を学べると考えました。
志望校・学部・学科を決めるにあたってのアドバイス
レベルで志望校を選ぶのでなく自分が興味のあること、4年間その分野に捧げたいと思える大学や学部を選ぶこと。
大阪大学法学部に進学したいと思っていたものの数学の点数を考慮すると厳しいと分かっていたので、第1志望のICUと慶應が共に不合格になったら浪人する覚悟でした
高校時代、部活や生徒会含め勉強以外で取り組んだこと
高校2年生の1年間、NZに留学した経験は受験で英語を得点源にできるようになったことはもちろん、日本では学べない異文化交流ができた。
勉強面
高校1、2年時の勉強への取り組み
1年生の時は学校より早い進度で学習を進め、土日の部活がない日は1日8時間勉強した。
高校3年時の1年間の勉強の進め方と学習の中で心がけたこと
夏休みまでは受験範囲を一通り終わらせ、センター模擬試験である程度点数が取れるレベルになることを目標とし(英語185点、日本史90点、国語150点)、学習を進めました。
英語は文法が苦手だったので、英語頻出問題集を一周し、間違えた問いを何度も復習しました。
国語は古文漢文の基礎文法事項の暗記を中心に学習を進めました。
数学が苦手だったので、数学に時間を割くことを常に意識して学習しました。
苦手科目は逃げがちなので毎朝TO DOリストを作成し、科目の抜けのないよう学習しました。
日本史は塾の授業の復習が中心でした。
9月からは2次私大の過去問演習を中心に学習を進めました(英、国、日本史)。
一方、数学は点数が依然低いままだったこと、センター試験でのみ利用する予定だったのでセンターレベルの問題演習を継続しました。
直前期は私立文系型の受験生に比べ日本史の知識量が少なかったため苦手分野を授業で補いました。また、センター試験直前は2次私大対策を中断し、センター試験対策(夏休み前の学習)をおこなったことで自己最高点を本番で出すことができました。
1日の平均勉強時間
高校1、2年時の平均:平日2時間、土日8時間
高校3年時の平均:10時間
得意科目とその理由
英語
英語圏への1年間の留学
日本史
小さい時から歴史漫画を何度も読んでいたから流れを知っていた
不得意科目とその対策方法
数学
苦手な分野に時間を集中的にかけ何度も同じ問題を解いた。センター試験では85点とれた。
おすすめ参考書とその理由、取り組んだ回数
英語:リンガメタリカ
理由:単語力と同時に知識も身につく
回数:暇なとき読んでた
日本史:日本史問題精構
解説が詳しい
回数:3回
数学:青チャート
公式、解説共に細かく書いてある
回数:2回
受験時に使っていたアプリやウェブサイト
旺文社のマイナビを受験大学調べに使用
塾の活用方法
東進で国語・数学・英語・日本史の授業をとってました。
模試の位置づけ
点数は意識するものの、最も主眼に置いていたのは自分の苦手分野を洗い出すこと。
高校の授業の位置づけ
授業はまったく意味ないという人もいますが、自分の為になると感じた授業は一言たりとも漏らさない位の集中力で聞いたほうがいいと思います。
通学時間の活用方法
電車の中で出来る暗記は電車でのみ行う。または唯一のリラックスタイムとして音楽聞いたりしていました。
生活面
1日の平均睡眠時間
高校1、2年時の平均:7時間
高校3年時の平均:6時間
主な勉強場所
塾、学校の自習室。周りが勉強しているためどんなにモチベーションが低い日でも勉強をできるから。
おすすめの息抜き方法
夏休みは運動量を減らさないよう毎朝2キロ走ってました。
自分なりの健康管理方法
少しでも体調悪い日は寝る。 徹夜は絶対しない。
受験時に聞いた印象に残っている・勇気づけられた言葉
You’ll never find a rainbow if you’re looking down.
誰と一緒に勉強したか
一人。
勉強や受験に対する親のスタンス
受験校などの口出しはしなかった。
塾で1日勉強してきたなら、家ではある程度ゆっくりしていいよといったスタンスでストレスを溜めないよう気遣ってくれた。
親にしてもらって嬉しかったこと
周りがコンビニ弁当の中、お弁当を毎日作ってくれたこと
メッセージ
大学入学後の生活
大学は良くも悪くも自分次第です。やりたいことを見つければそれぞれ楽しい生活が送れると思います。
始めは不安に思うこともあるとは思いますが、周りも同じような気持ちです。自分も知り合いが全くいない状態から大学生活がスタートしましたが、今では友達に恵まれ楽しい日々をすごしています。
自分らしさを大切に過ごしてほしいです。
大学は様々なチャンスに溢れています。部活、サークルも多種多様で慶應はテニスサークルだけで30以上あります。
その他にも海外留学、海外インターンなどもあります。
自由時間が比較的多く、行動範囲が広い大学で自分のやりたいことを突き詰めてほしいです。
自分は受験生のころと比べ勉強量が減ったことからの焦りもあり、英語TOEICの勉強をコツコツ進めています。皆さんも何か目標を持ちながら日々過ごしてください。
後輩へのメッセージ
高校1年生、2年生の皆さんへ
受験は頭の良い人が合格するシステムではなく、受験に向け、努力を積み重ねてきた人が合格するシステムです。
皆さんは部活、行事などで忙しい日々を送っていると思います。青春を謳歌したいでしょう。存分に楽しんでほしいです。しかしながら高校3年生になれば大学受験を考える人すべてが勉強を始めます。
つまり3年生になってから勉強をはじめては周りと差をつけるのは非常に難しいのです。
一方で、低学年のうちは勉強をすればするほど周りと差をつけられると思います。
自分だけ勉強するのは勇気のいることかもしれませんが、その努力が笑って受験勉強を終えられるためのカギとなるでしょう。
受験生の皆さんへ
受験の厳しさは努力が必ずしも報われないことです。
ただ努力を重ねない限り合格は近づいてきません。
少しでも周りと差をつけるにはいかに時間を有効活用するかがポイントです。
苦手科目から逃げないようにしましょう。
結果如何に関わらず、できる努力はしたと言えるような後悔しない受験生活を送ってください。最後まで自分を信じられる人が勝ちますよ。
頑張ってください。